潮平武士の話(共通語)

概要

ちょうどこうだったらしい。こっらから山原船ね、むこうへ、那覇へ薪なんか運んでですね、こうしているときに、那覇の子どもたちがですよ、あんまり、「伊平屋(いはー)、伊平屋、伊平屋ん(の)人(ちゅう)。」と言って、軽蔑してね、あまりにも軽蔑されたから、やむにもやまれなくなって、そのときに(石に)ちょっと何か、印を、印なんかつけて、(子どもたちに)みせよったんだってね。そうして、積まれている石垣の中に(術で、子どもの)指を入れさせるとですね、もう動かさないそうですよ。せんぜん。そうして、あとは、かわいそうに思ってですね、はずしてやったという話です。ブシだからといって、何かブシ(武術)なんか使ってやっつけることは、やらなかったそうですよ。まじめだったということでただこうして、魔術みたいにこんなことをやって、これでもう、(気持を)あらわしてですね。おどかしてやったという話です。そんな話聞いたんです。

再生時間:1:14

民話詳細DATA

レコード番号 47O382729
CD番号 47O38C140
決定題名 潮平武士の話(共通語)
話者がつけた題名
話者名 末吉覚一
話者名かな すえよしかんいち
生年月日 19100825
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊是名村字内花
記録日 19800904
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊是名村 T08 A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いぜな島の民話 P230
キーワード 潮平武士,山原船,那覇,薪,伊平屋,軽蔑,印,石垣,術,魔術
梗概(こうがい) ちょうどこうだったらしい。こっらから山原船ね、むこうへ、那覇へ薪なんか運んでですね、こうしているときに、那覇の子どもたちがですよ、あんまり、「伊平屋(いはー)、伊平屋、伊平屋ん(の)人(ちゅう)。」と言って、軽蔑してね、あまりにも軽蔑されたから、やむにもやまれなくなって、そのときに(石に)ちょっと何か、印を、印なんかつけて、(子どもたちに)みせよったんだってね。そうして、積まれている石垣の中に(術で、子どもの)指を入れさせるとですね、もう動かさないそうですよ。せんぜん。そうして、あとは、かわいそうに思ってですね、はずしてやったという話です。ブシだからといって、何かブシ(武術)なんか使ってやっつけることは、やらなかったそうですよ。まじめだったということでただこうして、魔術みたいにこんなことをやって、これでもう、(気持を)あらわしてですね。おどかしてやったという話です。そんな話聞いたんです。
全体の記録時間数 1:25
物語の時間数 1:14
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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