
年寄りの貧乏人夫婦と、金持の家があり、正月のとき、貧乏人が金持の家に行って「金を貸してくれ。」と頼むと、「家には食べるものしかない。」と断った。貧乏人の年寄り夫婦は、心が良かったので、天から白髪でひげがぼうぼうの神様が降りてきて、欲しいものをなんでもあげた。それを隣の家の金持が見て「私たちにも下さい。」と神様に頼むと、また神様が降りてきて、金持に何か薬のようなものを与えた。金持がそれを飲むと主人は猿になって山に入り、嫁は鼠になって床下に入った。貧乏人の年寄り夫婦が若返って、金持の家に住むようになると、昔の金持の家の主人だった猿が、庭に来て困らせるようになった。また、神様が降りて来て「この石を焼いておきなさい。」と教えたので、焼いておくとその石に座った猿が尻を火傷した。それで猿の尻は赤くなった。
| レコード番号 | 47O382687 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C138 |
| 決定題名 | 猿長者(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 猿になった金持ち |
| 話者名 | 名嘉利男 |
| 話者名かな | なかとしお |
| 生年月日 | 19101110 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊是名村字諸見 |
| 記録日 | 19800904 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊是名村 T06 A16 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 年寄り,貧乏人,金持,正月,金,天,白髪,神様,薬,猿,嫁,鼠,尻,火傷 |
| 梗概(こうがい) | 年寄りの貧乏人夫婦と、金持の家があり、正月のとき、貧乏人が金持の家に行って「金を貸してくれ。」と頼むと、「家には食べるものしかない。」と断った。貧乏人の年寄り夫婦は、心が良かったので、天から白髪でひげがぼうぼうの神様が降りてきて、欲しいものをなんでもあげた。それを隣の家の金持が見て「私たちにも下さい。」と神様に頼むと、また神様が降りてきて、金持に何か薬のようなものを与えた。金持がそれを飲むと主人は猿になって山に入り、嫁は鼠になって床下に入った。貧乏人の年寄り夫婦が若返って、金持の家に住むようになると、昔の金持の家の主人だった猿が、庭に来て困らせるようになった。また、神様が降りて来て「この石を焼いておきなさい。」と教えたので、焼いておくとその石に座った猿が尻を火傷した。それで猿の尻は赤くなった。 |
| 全体の記録時間数 | 2:54 |
| 物語の時間数 | 2:37 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |