塩吹き臼(共通語)

概要

友だちが二人いてね、昔の豆腐を作る石臼(いしうし)を持っておったらしいがね。あの、片一方の精神悪い悪魔みたいな友だちはね、一生けん命やっても臼からは、何も出なかったらしいがね、人間、まじめ正直やったというのはそれから出たらしいよ。(正直者の友だちは)もうあんまり苦難でね、この臼を三べん回してね、何でも思うように願ったら、三べん回して願ったら出たらしいんだよ。だから信心は何でも三しょう唱えというのはそこから生まれて来たわけさあね。三べん回したらね、お金でも出るし、不自由なかったからね。それでこの悪い友だちがよ、「おまえの(臼)を貸してくれ。」と、言うたら、これ人間いいから臼を貸したわけさあね、貸したらもうどこかの島に(悪い友だちは、臼を)もって行って、「こんな宝物はない。」といってね、船に乗って(臼を)もって、船に載せて逃げようとするときにまた三べん回して、「塩出てこい。」とよんだらね、この臼がずっと回りっぱなしでね、ずっと今でも回っているってよ、それで海の水は塩辛くなったって。三べん回して、何でも出て願いをして、海の水が辛くなったのはそれからって。

再生時間:1:26

民話詳細DATA

レコード番号 47O382684
CD番号 47O38C138
決定題名 塩吹き臼(共通語)
話者がつけた題名
話者名 名嘉利男
話者名かな なかとしお
生年月日 19101110
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊是名村字諸見
記録日 19800904
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊是名村 T06 A13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いぜな島の民話 P39
キーワード 友だち,豆腐,石臼,正直者,苦難,お金,宝物,船,塩,海の水
梗概(こうがい) 友だちが二人いてね、昔の豆腐を作る石臼(いしうし)を持っておったらしいがね。あの、片一方の精神悪い悪魔みたいな友だちはね、一生けん命やっても臼からは、何も出なかったらしいがね、人間、まじめ正直やったというのはそれから出たらしいよ。(正直者の友だちは)もうあんまり苦難でね、この臼を三べん回してね、何でも思うように願ったら、三べん回して願ったら出たらしいんだよ。だから信心は何でも三しょう唱えというのはそこから生まれて来たわけさあね。三べん回したらね、お金でも出るし、不自由なかったからね。それでこの悪い友だちがよ、「おまえの(臼)を貸してくれ。」と、言うたら、これ人間いいから臼を貸したわけさあね、貸したらもうどこかの島に(悪い友だちは、臼を)もって行って、「こんな宝物はない。」といってね、船に乗って(臼を)もって、船に載せて逃げようとするときにまた三べん回して、「塩出てこい。」とよんだらね、この臼がずっと回りっぱなしでね、ずっと今でも回っているってよ、それで海の水は塩辛くなったって。三べん回して、何でも出て願いをして、海の水が辛くなったのはそれからって。
全体の記録時間数 1:33
物語の時間数 1:26
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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