
大晦日の晩、お金持の家では宿を貸さないので、貧乏な夫婦の家に旅人が来て宿を頼んだ。夫婦は「ここは貧乏者で、お正月なのにあなたに何もしてあげられない。隣りは大金持ですから、向こうで一晩泊まりなさい。」と言ったが、旅人は、金持の家で断られたことを話し泊めてもらうことになった。鍋にお湯を沸かすと旅人は神様だったのか、鍋に薬を入れ、立派なごちそうを作ってやった。宿を貸さなかった金持の人が来てそれを知りうらやましがって、神様に会いお願いすると、金持は猿になって山へ逃げた。貧乏人夫婦は神様に「お前たちは、この家に住みなさい。」と言われ、金持の立派な家に住んだ。すると猿が山から降りて来て、「私の家だからあんた方はここから出なさい。」と言って、毎日のように庭のマーイシの上に座って催促した。神様がまた来たので、夫婦が「もういつも猿が来て『私の家を返してくれ』と言うのですが。」と言うと、「それではマーイシを火で焼いておいて置きなさい。」と教えた。猿が来てそのマーイシの上に座り、それから猿の尻ははげている。
| レコード番号 | 47O382542 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C131 |
| 決定題名 | 大歳の客(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 猿長者 |
| 話者名 | 末吉豊蔵 |
| 話者名かな | すえよしとよぞう |
| 生年月日 | 19010805 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 不明 |
| 記録日 | 19750915 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊是名村 T02 A29 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 大晦日の晩,お金持,貧乏,旅人,正月,鍋,お湯,神様,薬,ごちそう,猿,庭,マーイシ,尻 |
| 梗概(こうがい) | 大晦日の晩、お金持の家では宿を貸さないので、貧乏な夫婦の家に旅人が来て宿を頼んだ。夫婦は「ここは貧乏者で、お正月なのにあなたに何もしてあげられない。隣りは大金持ですから、向こうで一晩泊まりなさい。」と言ったが、旅人は、金持の家で断られたことを話し泊めてもらうことになった。鍋にお湯を沸かすと旅人は神様だったのか、鍋に薬を入れ、立派なごちそうを作ってやった。宿を貸さなかった金持の人が来てそれを知りうらやましがって、神様に会いお願いすると、金持は猿になって山へ逃げた。貧乏人夫婦は神様に「お前たちは、この家に住みなさい。」と言われ、金持の立派な家に住んだ。すると猿が山から降りて来て、「私の家だからあんた方はここから出なさい。」と言って、毎日のように庭のマーイシの上に座って催促した。神様がまた来たので、夫婦が「もういつも猿が来て『私の家を返してくれ』と言うのですが。」と言うと、「それではマーイシを火で焼いておいて置きなさい。」と教えた。猿が来てそのマーイシの上に座り、それから猿の尻ははげている。 |
| 全体の記録時間数 | 3:34 |
| 物語の時間数 | 3:00 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |