
昔、番所時分に上部落のイシンチジの糸洲という家に美人の娘がいた。番所の役人がやって来て、娘をくれと言う。娘はいやという。ある日、娘がイソージという岩場でひとりで潮干狩りをしているところへ、番所の役人がやって来て、執拗に迫る。それでも娘が断わると、娘の鼻と目を切ってしまった。娘は家に帰ることができず、洞窟で生活するようになった。その間に、その役人がサバニ(小舟)に乗って渡名喜に渡ることを知った娘は、天に向かって、サバニをひっくり返して男を死なせてください、と祈ると海が荒れ、小舟は沈んで男は死んだ。それ以来、娘のいたイソージで目と鼻のことを言うと海が荒れるという。
| レコード番号 | 47O230678 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C042 |
| 決定題名 | イソージの祟り(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 末吉達幸 |
| 話者名かな | すえよしたつこう |
| 生年月日 | 19000503 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村浜 |
| 記録日 | 19820920 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T32A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 粟国島の民話P417 |
| キーワード | 美人,鼻そぎ,役人,舟の転覆,祟り, |
| 梗概(こうがい) | 昔、番所時分に上部落のイシンチジの糸洲という家に美人の娘がいた。番所の役人がやって来て、娘をくれと言う。娘はいやという。ある日、娘がイソージという岩場でひとりで潮干狩りをしているところへ、番所の役人がやって来て、執拗に迫る。それでも娘が断わると、娘の鼻と目を切ってしまった。娘は家に帰ることができず、洞窟で生活するようになった。その間に、その役人がサバニ(小舟)に乗って渡名喜に渡ることを知った娘は、天に向かって、サバニをひっくり返して男を死なせてください、と祈ると海が荒れ、小舟は沈んで男は死んだ。それ以来、娘のいたイソージで目と鼻のことを言うと海が荒れるという。 |
| 全体の記録時間数 | 10:37 |
| 物語の時間数 | 3:38 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |