猿長者(方言)

概要

大歳の夜、貧しいじいさんとばあさんが何もできないでいた。隣の金持ちの家にカマスを借りに行き、それに入っている米を落としてお粥でも作って食べようねといって借りに行ったが貸してくれない。神様が老爺になって、この家を訪ね、なぜ歳の夜に何もしないのかときくと、「何もない。金持ちの家へカマスを借りにくれない」と答える。神様が、若さと金とどっちがいいかきき、若返らせて欲しいというと、湯を沸かして浴びよという。すると17、8歳の若者になった。隣の金持ちが若返った二人に、わけを尋ねる。神様を呼び戻すと、「あなたたちは若さとお金とどっちがいいか」ときくので、若くなりたいと答える。神様に教えられたとおり、湯を沸かして浴びると、使用人に至るまでみんな猿になってしまう。貧しかった老夫婦が、隣の金持ちの家をもらうが、猿たちが自分の家だと毎日文句を言いにくる。神様が、猿のいつもいる所を焼いておけと教えてくれる。猿がいつものようにやって来てそこに座ると尻を焼かれ、山に逃げた。それで猿の尻は今でも赤い。

再生時間:3:17

民話詳細DATA

レコード番号 47O230651
CD番号 47O23C040
決定題名 猿長者(方言)
話者がつけた題名
話者名 長浜カメ
話者名かな ながはまかめ
生年月日 19000505
性別
出身地 沖縄県粟国村東
記録日 19820921
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T29B01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 神様,大晦日,若返り,猿の尻
梗概(こうがい) 大歳の夜、貧しいじいさんとばあさんが何もできないでいた。隣の金持ちの家にカマスを借りに行き、それに入っている米を落としてお粥でも作って食べようねといって借りに行ったが貸してくれない。神様が老爺になって、この家を訪ね、なぜ歳の夜に何もしないのかときくと、「何もない。金持ちの家へカマスを借りにくれない」と答える。神様が、若さと金とどっちがいいかきき、若返らせて欲しいというと、湯を沸かして浴びよという。すると17、8歳の若者になった。隣の金持ちが若返った二人に、わけを尋ねる。神様を呼び戻すと、「あなたたちは若さとお金とどっちがいいか」ときくので、若くなりたいと答える。神様に教えられたとおり、湯を沸かして浴びると、使用人に至るまでみんな猿になってしまう。貧しかった老夫婦が、隣の金持ちの家をもらうが、猿たちが自分の家だと毎日文句を言いにくる。神様が、猿のいつもいる所を焼いておけと教えてくれる。猿がいつものようにやって来てそこに座ると尻を焼かれ、山に逃げた。それで猿の尻は今でも赤い。
全体の記録時間数 4:15
物語の時間数 3:17
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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