
あまり良くない畑に(神里という百姓が)作物を作っていた。粟国に栄村 神里がちくいしみりば ちゅまさい(粟国の栄えた村の神里に 作物を作らせたら人より勝る)。稗を撒いたので、風もそよそよと吹いてきたのでやられると思って、稗を刈ろうとした。すると、(神様が)どうした神里よ、もう青い稗を刈るか、と聞いた。(神里は)雨風が吹くので、刈りますよ。すると、節に流れる風だから、波だから、風は吹かない、と教えた。それなら天の手印をくれと神里が言ったので、天の手印を上げたなら友達とも親戚とも誰とも話をするなよ、と言ったって。また、イジャニナカビラといって、向こうにイジャニムイがあるでしょう。南に向かってイジャニナカビラで(ある人に)あったので、どうした神里、戻ってくるのか、ときかれたので、風に荒れる風だから、波だから、あれは吹かないよ、と神里が答えた。すると、波風が立って、天に向かって、メーアイシールンシェ(?)天のアヤシジは拝まれるからと、天のアヤシジを拝んだという話だよ。恨んでもどうするか、自分の口から言わなければよかったものの、と言っているのさ。だから、言うなというのは言うもんじゃないよ。
| レコード番号 | 47O230613 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C036 |
| 決定題名 | 神里節由来(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 神里ウシ |
| 話者名かな | かみざとうし |
| 生年月日 | 18890529 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村西 |
| 記録日 | 19820921 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T26B09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 神里,神様,稗,天の手印,約束破棄 |
| 梗概(こうがい) | あまり良くない畑に(神里という百姓が)作物を作っていた。粟国に栄村 神里がちくいしみりば ちゅまさい(粟国の栄えた村の神里に 作物を作らせたら人より勝る)。稗を撒いたので、風もそよそよと吹いてきたのでやられると思って、稗を刈ろうとした。すると、(神様が)どうした神里よ、もう青い稗を刈るか、と聞いた。(神里は)雨風が吹くので、刈りますよ。すると、節に流れる風だから、波だから、風は吹かない、と教えた。それなら天の手印をくれと神里が言ったので、天の手印を上げたなら友達とも親戚とも誰とも話をするなよ、と言ったって。また、イジャニナカビラといって、向こうにイジャニムイがあるでしょう。南に向かってイジャニナカビラで(ある人に)あったので、どうした神里、戻ってくるのか、ときかれたので、風に荒れる風だから、波だから、あれは吹かないよ、と神里が答えた。すると、波風が立って、天に向かって、メーアイシールンシェ(?)天のアヤシジは拝まれるからと、天のアヤシジを拝んだという話だよ。恨んでもどうするか、自分の口から言わなければよかったものの、と言っているのさ。だから、言うなというのは言うもんじゃないよ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:42 |
| 物語の時間数 | 3:34 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |