
川端ツヤという美しい女が、番所勤めの夫と仲良く暮らしていた。ある日、島に役人がやって来た。その男は、ツヤに横恋慕し、毎晩その家を訪れるようになった。ツヤはその男を嫌ったが、人の良い夫は快く応対していた。男は、ツヤを手に入れるため、夫を殺す計画を立てて、釣りに誘った。夢見の悪かったツヤは、夫を引き留めたが、二人は海へ行ってしまった。計画通り男はその夫を殺し、海に沈めた。夫を失い沈み込んでいるツヤに、その男は優しく近づいた。ツヤは復讐を胸に秘め、男の誘いに乗るように見せかけて野原に連れて行った。そして男に酒を飲ませ、酔ったすきにその男の睾丸を引き抜いて殺し、その場に埋めた。ツヤは夫の遺品だけでも浜へ流れ着くように祈った。すると夫の遺骸がニジリチュの岸に流れ着いた。そして夫を手厚く葬った。それが今のチャガーの拝ん所である。
| レコード番号 | 47O230572 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C031 |
| 決定題名 | ツヤの祠(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 上原英昌 |
| 話者名かな | うえはらえいしょう |
| 生年月日 | 19091226 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村西 |
| 記録日 | 19820920 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T22A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 粟国島の民話P328 粟国村誌P263 |
| キーワード | ツヤ,復讐,夫の亡骸,チャガー |
| 梗概(こうがい) | 川端ツヤという美しい女が、番所勤めの夫と仲良く暮らしていた。ある日、島に役人がやって来た。その男は、ツヤに横恋慕し、毎晩その家を訪れるようになった。ツヤはその男を嫌ったが、人の良い夫は快く応対していた。男は、ツヤを手に入れるため、夫を殺す計画を立てて、釣りに誘った。夢見の悪かったツヤは、夫を引き留めたが、二人は海へ行ってしまった。計画通り男はその夫を殺し、海に沈めた。夫を失い沈み込んでいるツヤに、その男は優しく近づいた。ツヤは復讐を胸に秘め、男の誘いに乗るように見せかけて野原に連れて行った。そして男に酒を飲ませ、酔ったすきにその男の睾丸を引き抜いて殺し、その場に埋めた。ツヤは夫の遺品だけでも浜へ流れ着くように祈った。すると夫の遺骸がニジリチュの岸に流れ着いた。そして夫を手厚く葬った。それが今のチャガーの拝ん所である。 |
| 全体の記録時間数 | 14:41 |
| 物語の時間数 | 14:35 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |