
名護親方が家を造るとき、大工の棟梁に「君たちはクラー小(雀)の言うことが分かるか。真玉橋に米がこぼれているので食べに行こうと言っているんだよ」と言うと、「嘘をついている」と棟梁は言って(信じない)。親方は「それなら見て来るがいい。私が負けたら首をやろう。私が勝ったら大工賃は払わない」と約束して、大工たちは見に行った。すると真玉橋ではクラーが集まって米を食べていた。棟梁は、どうせ大工賃はもらえないからと、床柱に逆柱を入れた。家が完成したので(名護親方は)賃金を払い、お祝いをすると、大工は、「しまった。こんなはずではなかったのに。悪かったなあ」と、鑿を持って大工踊りを踊ってわざと床柱に傷をつけた。大工は、「旦那様、柱に傷をつけてしまったので、取り換えさせてください」と謝ると、名護親方は、「君たちが柱に逆木を入れているのは最初から知っていたよ」と言った。
| レコード番号 | 47O230546 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C029 |
| 決定題名 | 名護親方 雀の言葉 逆立て(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 与那全福 |
| 話者名かな | よなぜんふく |
| 生年月日 | 19031215 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字浜 |
| 記録日 | 19810518 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T20B15 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | - |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 名護親方,雀の言葉,床柱 |
| 梗概(こうがい) | 名護親方が家を造るとき、大工の棟梁に「君たちはクラー小(雀)の言うことが分かるか。真玉橋に米がこぼれているので食べに行こうと言っているんだよ」と言うと、「嘘をついている」と棟梁は言って(信じない)。親方は「それなら見て来るがいい。私が負けたら首をやろう。私が勝ったら大工賃は払わない」と約束して、大工たちは見に行った。すると真玉橋ではクラーが集まって米を食べていた。棟梁は、どうせ大工賃はもらえないからと、床柱に逆柱を入れた。家が完成したので(名護親方は)賃金を払い、お祝いをすると、大工は、「しまった。こんなはずではなかったのに。悪かったなあ」と、鑿を持って大工踊りを踊ってわざと床柱に傷をつけた。大工は、「旦那様、柱に傷をつけてしまったので、取り換えさせてください」と謝ると、名護親方は、「君たちが柱に逆木を入れているのは最初から知っていたよ」と言った。 |
| 全体の記録時間数 | 2:46 |
| 物語の時間数 | 2:36 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |