
「旅行けば女」の話。その馬は名馬で、誰も乗りこなせなかった。そのため鹿児島から欲しがられ、献上しなければならなくなり連れて行かれたが、誰も乗りこなせない。ところが沖縄のマージャという男は乗りこなせたので、鹿児島から呼び出されて行くことになった。男は、母親に豚肉を2,3斤炊いてくれるように頼み、それを持っていく。その時、母親は「旅行けば女」と謎めいたことを言う。その馬は向こう(鹿児島)へ行ってもなかなか人を寄せ付けないので、マージャが豚肉を切って与えると、だんだん落ち着いてきた。馬競走の日も決まった。向こうの馬係は、琉球からやって来た連中にやられては大変だと、あちこちに穴を掘り、槍を逆さに立てていた。この様子をその家の娘が見ていて、マージャに注意するよう教える。いよいよ勝負の日が来た。男は馬場で馬に気合を入れて、その穴を一気に飛び越え、無事に勝負に勝った。鹿児島では、この馬は乗りこなせないから連れて帰れということになり、連れ帰った。母親の「旅行けば女」という言葉は、「女には注意しなさい」ということなのか、「女はありがたい存在」ということなのか、未だに分からない。
| レコード番号 | 47O230512 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C027 |
| 決定題名 | 馬乗りマージャ(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 安里武蒸 |
| 話者名かな | あさとたけとし |
| 生年月日 | 19181111 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字浜 |
| 記録日 | 19810516 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T19B03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 鹿児島,名馬,馬勝負,女の助け, |
| 梗概(こうがい) | 「旅行けば女」の話。その馬は名馬で、誰も乗りこなせなかった。そのため鹿児島から欲しがられ、献上しなければならなくなり連れて行かれたが、誰も乗りこなせない。ところが沖縄のマージャという男は乗りこなせたので、鹿児島から呼び出されて行くことになった。男は、母親に豚肉を2,3斤炊いてくれるように頼み、それを持っていく。その時、母親は「旅行けば女」と謎めいたことを言う。その馬は向こう(鹿児島)へ行ってもなかなか人を寄せ付けないので、マージャが豚肉を切って与えると、だんだん落ち着いてきた。馬競走の日も決まった。向こうの馬係は、琉球からやって来た連中にやられては大変だと、あちこちに穴を掘り、槍を逆さに立てていた。この様子をその家の娘が見ていて、マージャに注意するよう教える。いよいよ勝負の日が来た。男は馬場で馬に気合を入れて、その穴を一気に飛び越え、無事に勝負に勝った。鹿児島では、この馬は乗りこなせないから連れて帰れということになり、連れ帰った。母親の「旅行けば女」という言葉は、「女には注意しなさい」ということなのか、「女はありがたい存在」ということなのか、未だに分からない。 |
| 全体の記録時間数 | 5:31 |
| 物語の時間数 | 5:26 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |