
ある所にきれいな女の人がいたが、この女の所に毎晩美男子が通っていた。両親は、この男が毎晩来るので不思議に思って、壁を開けてみると、大蛇が娘と向き合って座っている。両親はびっくりして、隣の物知りのおじいさんに相談した。するとおじいさんが、「娘に、針に糸をとおしてその男が来たときに、その男の目に突っ刺すようにいいなさい」という。それで両親がそのことを娘に伝える。その晩また男の人が来たので、娘はいわれたとおり、目と思うところに針をさした。すると男の人はびっくりして逃げていった。みんなでその糸をたどって行ってアカマタを探し出し殺した。アカマタはその前に他のアカマタに、「私は人間に自分の子供を宿らせたよ」という。するとその他のアカマタが、「その女の人が3月3日に砂をけったら、その子供はみんなおりてしまうよ」といった。それを隣のおじいさんが聞いて、それで娘にいって3月3日に砂を踏ませた。それから3月3日に女の人は浜降りをするようになった。
| レコード番号 | 47O230388 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C020 |
| 決定題名 | アカマターと娘(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 豊村幸徳 |
| 話者名かな | とよむらこうとく |
| 生年月日 | 19020804 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字東55番地 |
| 記録日 | 19760820 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T14A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 粟国島の民話 78P |
| キーワード | 大蛇,針,浜下り |
| 梗概(こうがい) | ある所にきれいな女の人がいたが、この女の所に毎晩美男子が通っていた。両親は、この男が毎晩来るので不思議に思って、壁を開けてみると、大蛇が娘と向き合って座っている。両親はびっくりして、隣の物知りのおじいさんに相談した。するとおじいさんが、「娘に、針に糸をとおしてその男が来たときに、その男の目に突っ刺すようにいいなさい」という。それで両親がそのことを娘に伝える。その晩また男の人が来たので、娘はいわれたとおり、目と思うところに針をさした。すると男の人はびっくりして逃げていった。みんなでその糸をたどって行ってアカマタを探し出し殺した。アカマタはその前に他のアカマタに、「私は人間に自分の子供を宿らせたよ」という。するとその他のアカマタが、「その女の人が3月3日に砂をけったら、その子供はみんなおりてしまうよ」といった。それを隣のおじいさんが聞いて、それで娘にいって3月3日に砂を踏ませた。それから3月3日に女の人は浜降りをするようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 5:26 |
| 物語の時間数 | 4:37 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |