
これは銘苅子の話である。天女は川に降りて、羽衣を木に掛け水浴びをしていた。これを若者が見て、この女の人が余りにも美しいので、この女の人を妻にしようと考えて、羽衣を隠した。そして女の人に、「どうしてここに来たのか」ときくと、「下界(の水)がきれいなので、水浴びに降りたが、羽衣がなくなったので天に帰れない」という。若い男は羽衣を隠したことを黙って、女の人を慰めて自分の家に連れて行った。そして何日か過ごすうちに夫婦になった。そして何日か経ち、男の子と女の子が出来た。上の女の子が下の子をお守りするために子守唄を歌った。この歌の内容が、「お母さんの羽衣はヤツマタイネの下」といっている。女の人はそれを聞いて(探し出し)、夫がいない時に子供二人を連れて、天に飛ぼうとするが出来ない。それで仕方なく、その人はふり返り、ふり返り天に帰って行った。夫が帰ってくると子供たちが、「お母さんは涙を流しながら天に帰って行った」と話した。この男の子が後々、奥間親方になった。
| レコード番号 | 47O230387 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C020 |
| 決定題名 | 天人女房 銘苅子(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 豊村幸徳 |
| 話者名かな | とよむらこうとく |
| 生年月日 | 19020804 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字東55番地 |
| 記録日 | 19760820 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T14A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12,20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 天女,銘苅子,昇天,奥間親方, |
| 梗概(こうがい) | これは銘苅子の話である。天女は川に降りて、羽衣を木に掛け水浴びをしていた。これを若者が見て、この女の人が余りにも美しいので、この女の人を妻にしようと考えて、羽衣を隠した。そして女の人に、「どうしてここに来たのか」ときくと、「下界(の水)がきれいなので、水浴びに降りたが、羽衣がなくなったので天に帰れない」という。若い男は羽衣を隠したことを黙って、女の人を慰めて自分の家に連れて行った。そして何日か過ごすうちに夫婦になった。そして何日か経ち、男の子と女の子が出来た。上の女の子が下の子をお守りするために子守唄を歌った。この歌の内容が、「お母さんの羽衣はヤツマタイネの下」といっている。女の人はそれを聞いて(探し出し)、夫がいない時に子供二人を連れて、天に飛ぼうとするが出来ない。それで仕方なく、その人はふり返り、ふり返り天に帰って行った。夫が帰ってくると子供たちが、「お母さんは涙を流しながら天に帰って行った」と話した。この男の子が後々、奥間親方になった。 |
| 全体の記録時間数 | 5:14 |
| 物語の時間数 | 4:30 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |