
粟国には「年の晩にクンチャーの夢を見なさい」という言葉がある。天の人が金持ちの家、貧乏人の家を回って、良い心か悪い心かと、人の心を調べる。金持ちが背負っている御神は、大体悪い御神である。クンチャーがこの辺から物乞いをして歩いているが、貧乏人がこのクンチャーをおんぶして家の中に入り、「はい、もう降りてください」といって降ろしたら、途端にお金がざらざらと出てきた。年の晩になると、寝てクンチャーの夢を見なさいという。クンチャーは汚いものではない。心の悪い人だったら、クンチャーは汚いといって投げ飛ばす。何事も人は心が第一。悪事をしたら罰が当たる。天と地は鏡。壁に耳あり。必要によっては心を許すな。盗人をしても、死神をまわしても、神の身はまわさない。生きている人は死んでからでも泥棒は出来る。神の身は絶対回さない。人間はここからもあそこからも、前からも後ろからも、神が四人もついて歩いているので、悪い心は絶対持てない。
| レコード番号 | 47O230338 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C018 |
| 決定題名 | 大歳の客(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 与那城カマ |
| 話者名かな | よなしろかま |
| 生年月日 | 18961104 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字西 |
| 記録日 | 19760817 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T12B02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 大晦日,クンチャーの夢,神様 |
| 梗概(こうがい) | 粟国には「年の晩にクンチャーの夢を見なさい」という言葉がある。天の人が金持ちの家、貧乏人の家を回って、良い心か悪い心かと、人の心を調べる。金持ちが背負っている御神は、大体悪い御神である。クンチャーがこの辺から物乞いをして歩いているが、貧乏人がこのクンチャーをおんぶして家の中に入り、「はい、もう降りてください」といって降ろしたら、途端にお金がざらざらと出てきた。年の晩になると、寝てクンチャーの夢を見なさいという。クンチャーは汚いものではない。心の悪い人だったら、クンチャーは汚いといって投げ飛ばす。何事も人は心が第一。悪事をしたら罰が当たる。天と地は鏡。壁に耳あり。必要によっては心を許すな。盗人をしても、死神をまわしても、神の身はまわさない。生きている人は死んでからでも泥棒は出来る。神の身は絶対回さない。人間はここからもあそこからも、前からも後ろからも、神が四人もついて歩いているので、悪い心は絶対持てない。 |
| 全体の記録時間数 | 2:49 |
| 物語の時間数 | 2:44 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |