
ある所に美男子が現れたりしたので、隣のおばあさんが、「これは男じゃないよ。男じゃないから、それの頭だと思われるところに針に糸を通して刺して帰しなさい」という。女は、「そうだ」と思って、針を刺して行かせると、通された糸はたくさん引っ張られていた。その糸をたどって行くとガマに入り込んでいた。そこに入ってみると、残っていた親アカマターだったのか、「お前はそこ(人の住む世界)に通ってはいけないよ」というと、子アカマターが、「それでも私はたくさんの子供を孕ませてきたから、私は死んでもいい」と答える。親アカマターは、「いくらお前がそんなことしたって、人間が3月3日によもぎ餅を食べて波に打たれると、その子は全部おろされてしまう」という。このアカマターの会話を聞いて、それから女は、3月には潮を越えなさいという謂れになっている。
| レコード番号 | 47O230276 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C015 |
| 決定題名 | 蛇婿入り(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 末吉マツ |
| 話者名かな | すえよしまつ |
| 生年月日 | 19060608 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村浜 |
| 記録日 | 19760817 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T10B12 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | アカマタ,針,洞窟,蓬餅,浜下り |
| 梗概(こうがい) | ある所に美男子が現れたりしたので、隣のおばあさんが、「これは男じゃないよ。男じゃないから、それの頭だと思われるところに針に糸を通して刺して帰しなさい」という。女は、「そうだ」と思って、針を刺して行かせると、通された糸はたくさん引っ張られていた。その糸をたどって行くとガマに入り込んでいた。そこに入ってみると、残っていた親アカマターだったのか、「お前はそこ(人の住む世界)に通ってはいけないよ」というと、子アカマターが、「それでも私はたくさんの子供を孕ませてきたから、私は死んでもいい」と答える。親アカマターは、「いくらお前がそんなことしたって、人間が3月3日によもぎ餅を食べて波に打たれると、その子は全部おろされてしまう」という。このアカマターの会話を聞いて、それから女は、3月には潮を越えなさいという謂れになっている。 |
| 全体の記録時間数 | 1:34 |
| 物語の時間数 | 1:24 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |