
嫁は布を織るため機の上に座っていた。大晦日だから肉を買ってきて下げていた。姑がこの肉を舐めたので、猫みたいだといって箒を投げて殺した。すると猫になった。タカウジン(高お膳)に穴が開いているのは、息子が(お膳の下の猫になった)母親に食べ物を与えるために開けてある。息子が、「母親はどこへ行ったか」と妻にきくと、妻は「今年中に布を織ろうと思ったのに、機を倒すまでも待たないで肉を舐めたので、箒を投げたら猫になった」といった。夫が、「親は猫にして、だったらお前はねずみになれ」と、箒か何か知らないが、物を投げたら嫁はねずみになった。ねずみは天井に逃げて行った。そしてねずみは猫に食べられた。
| レコード番号 | 47O230227 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C013 |
| 決定題名 | 嫁と姑(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 与那嶺ヒロ |
| 話者名かな | よなみねひろ |
| 生年月日 | 19071001 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県那覇市久米 |
| 記録日 | 19760818 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T09A19 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 粟国島の民話P207 |
| キーワード | 大晦日,肉汁,嫁,姑,猫,鼠, |
| 梗概(こうがい) | 嫁は布を織るため機の上に座っていた。大晦日だから肉を買ってきて下げていた。姑がこの肉を舐めたので、猫みたいだといって箒を投げて殺した。すると猫になった。タカウジン(高お膳)に穴が開いているのは、息子が(お膳の下の猫になった)母親に食べ物を与えるために開けてある。息子が、「母親はどこへ行ったか」と妻にきくと、妻は「今年中に布を織ろうと思ったのに、機を倒すまでも待たないで肉を舐めたので、箒を投げたら猫になった」といった。夫が、「親は猫にして、だったらお前はねずみになれ」と、箒か何か知らないが、物を投げたら嫁はねずみになった。ねずみは天井に逃げて行った。そしてねずみは猫に食べられた。 |
| 全体の記録時間数 | 2:26 |
| 物語の時間数 | 1:18 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |