エイ女房(方言)

概要

男が海に行ったらメスの魚がきた。男と魚は結ばれ、子供ができた。男がまた海に行くと「すー、すー(お父さん、お父さん)」と子供の魚が寄ってきて、私たちの家へ行こう、と男を誘った。男が「海の中にどうして行けるか」ときくと、「左の袖で水を避けると村に着くよ」といった。子供は「家に行って何が欲しいかときかれたら、床の上にあるマムンガーミ(魔物瓶)が欲しいといいなさい」といった。妻(メスの魚)が、何が欲しいかときいたので、男は「何も要らないが、床のうえにあるマムンガーミが欲しい」といった。妻は「これを持って帰ったら誰にもいわず、畑の近くに置いて、畑仕事の合い間に中のものを食べなさい」といった。男は畑に持っていき中のものを食べたが、食べても食べても減らなかった。家の人に「あなたは食事をしようとしないがどうしてか」ときかれたので、男は海であったことを話した。家の者に話したため、カーミの中の物はだんだんなくなっていった。

再生時間:3:57

民話詳細DATA

レコード番号 47O230199
CD番号 47O23C012 
決定題名 エイ女房(方言)
話者がつけた題名
話者名 赤嶺カメ
話者名かな あかみねかめ
生年月日 18990518
性別
出身地 沖縄県粟国村東
記録日 19760817
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T08B10
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 粟国村誌P268
キーワード 魚と性交,子供,龍宮のみやげ(魔物瓶)
梗概(こうがい) 男が海に行ったらメスの魚がきた。男と魚は結ばれ、子供ができた。男がまた海に行くと「すー、すー(お父さん、お父さん)」と子供の魚が寄ってきて、私たちの家へ行こう、と男を誘った。男が「海の中にどうして行けるか」ときくと、「左の袖で水を避けると村に着くよ」といった。子供は「家に行って何が欲しいかときかれたら、床の上にあるマムンガーミ(魔物瓶)が欲しいといいなさい」といった。妻(メスの魚)が、何が欲しいかときいたので、男は「何も要らないが、床のうえにあるマムンガーミが欲しい」といった。妻は「これを持って帰ったら誰にもいわず、畑の近くに置いて、畑仕事の合い間に中のものを食べなさい」といった。男は畑に持っていき中のものを食べたが、食べても食べても減らなかった。家の人に「あなたは食事をしようとしないがどうしてか」ときかれたので、男は海であったことを話した。家の者に話したため、カーミの中の物はだんだんなくなっていった。
全体の記録時間数 4:17
物語の時間数 3:57
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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