洞寺の話(方言)

概要

洞寺というのは坊主がそこにいらしたからそう呼ぶ。二人の坊主が賭けをした。その賭けというのは、高下駄を履いて海の上を膝を濡らさないで歩くことができるかということだった。坊主が海の上を歩いても濡れなかったそうだ。しかし陸に上がるというところで下駄の歯をきっかけ、転んで裾を濡らしてしまった。それで賭けに負け、島流しにされた。そして粟国のボージャー浜に着いて、自分が住むところはここしかないと洞穴に入った。そして近くで畑仕事をしている人たちは、芋を掘って焼き芋にして坊主にあげた。シリクヌカマグチ(腐れ物)を集めて焼き芋にしてあげると、坊主が「牛の糞、馬の糞では焼くなよ」といったそうだ。その坊主はそこの洞穴に葬られている。それで洞寺と呼ばれるようになった。

再生時間:2:59

民話詳細DATA

レコード番号 47O230197
CD番号 47O23C012 
決定題名 洞寺の話(方言)
話者がつけた題名
話者名 赤嶺カメ
話者名かな あかみねかめ
生年月日 18990518
性別
出身地 沖縄県粟国村東
記録日 19760817
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T08B08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 和尚,賭け(下駄),洞窟,
梗概(こうがい) 洞寺というのは坊主がそこにいらしたからそう呼ぶ。二人の坊主が賭けをした。その賭けというのは、高下駄を履いて海の上を膝を濡らさないで歩くことができるかということだった。坊主が海の上を歩いても濡れなかったそうだ。しかし陸に上がるというところで下駄の歯をきっかけ、転んで裾を濡らしてしまった。それで賭けに負け、島流しにされた。そして粟国のボージャー浜に着いて、自分が住むところはここしかないと洞穴に入った。そして近くで畑仕事をしている人たちは、芋を掘って焼き芋にして坊主にあげた。シリクヌカマグチ(腐れ物)を集めて焼き芋にしてあげると、坊主が「牛の糞、馬の糞では焼くなよ」といったそうだ。その坊主はそこの洞穴に葬られている。それで洞寺と呼ばれるようになった。
全体の記録時間数 3:09
物語の時間数 2:59
言語識別 方言
音源の質 〇 ノイズあり
テープ番号
予備項目1

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