
ウーバーキ(糸紡ぎ)は夜ひとりでするものではないといわれている。その由来は、〔ある女がいつも夜ひとりで糸紡ぎをしていた。そして何時からともなく一人の美男子がその女のもとに通うようになった。〕村の人が、「あれは人間ではなくアカマターだ」という。村の人が女に、「針に芭蕉糸を通して、それを男の眉間に刺すように」と教える。その通りにすると蛇は死んでしまった。あれはお前をだまそうと夜な夜な美男に化けて出てきたんだよと、村人はいう。私はこんなふうになってしまってと、女は嘆く。「私は子種をおろしてきた。もう死んでもいいです」という。「3月3日に浜に下りて七つのクムイ(池の意)を回り浴びると全部おりてしまうよ」といった。これが浜下りについての言い伝えである。
| レコード番号 | 47O230175 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C011 |
| 決定題名 | 蛇婿入り(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 山里トミ |
| 話者名かな | やまざととみ |
| 生年月日 | 19020806 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村東 |
| 記録日 | 19760817 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T07B02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12,80 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | アカマタ,針,浜下り |
| 梗概(こうがい) | ウーバーキ(糸紡ぎ)は夜ひとりでするものではないといわれている。その由来は、〔ある女がいつも夜ひとりで糸紡ぎをしていた。そして何時からともなく一人の美男子がその女のもとに通うようになった。〕村の人が、「あれは人間ではなくアカマターだ」という。村の人が女に、「針に芭蕉糸を通して、それを男の眉間に刺すように」と教える。その通りにすると蛇は死んでしまった。あれはお前をだまそうと夜な夜な美男に化けて出てきたんだよと、村人はいう。私はこんなふうになってしまってと、女は嘆く。「私は子種をおろしてきた。もう死んでもいいです」という。「3月3日に浜に下りて七つのクムイ(池の意)を回り浴びると全部おりてしまうよ」といった。これが浜下りについての言い伝えである。 |
| 全体の記録時間数 | 2:33 |
| 物語の時間数 | 1:57 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |