龕の化け物(共通語)

概要

ある所に少し足りない娘と頭の良い娘の召使がいた。村のはずれに化け物が集まって通る人を殺していることを聞くと、頭の少し足りない娘が私が行ってくるといい、杖と傘を持っていった。化け物たちが誰が着たかというと、娘は後生に来たばかりの人間だといった。化け物が手にさわらせというと、杖の先にさわらせ、ヒジにさわらせろというと、こうもり傘の曲がっている所にさわらせた。化け物は、背が高くなるシチマジムンに化けたりしたが、らっきょうに化けられるかというと、すぐらっきょうに化けた。娘は化け物の化けたらっきょうを地面から引き抜くと家に持ち帰り、湯をわかせてその湯に入れた。すると化け物たちは、たちまち龕の頭になった。化け物は龕の頭が化けたものだった。

再生時間:2:53

民話詳細DATA

レコード番号 47O230166
CD番号 47O23C010 
決定題名 龕の化け物(共通語)
話者がつけた題名
話者名 末吉マツ
話者名かな すえよしまつ
生年月日 19060608
性別
出身地 沖縄県粟国村
記録日 19760818
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T06B19
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 粟国島の民話P219
キーワード 龕お化け,知恵比べ,
梗概(こうがい) ある所に少し足りない娘と頭の良い娘の召使がいた。村のはずれに化け物が集まって通る人を殺していることを聞くと、頭の少し足りない娘が私が行ってくるといい、杖と傘を持っていった。化け物たちが誰が着たかというと、娘は後生に来たばかりの人間だといった。化け物が手にさわらせというと、杖の先にさわらせ、ヒジにさわらせろというと、こうもり傘の曲がっている所にさわらせた。化け物は、背が高くなるシチマジムンに化けたりしたが、らっきょうに化けられるかというと、すぐらっきょうに化けた。娘は化け物の化けたらっきょうを地面から引き抜くと家に持ち帰り、湯をわかせてその湯に入れた。すると化け物たちは、たちまち龕の頭になった。化け物は龕の頭が化けたものだった。
全体の記録時間数 3:05
物語の時間数 2:53
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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