猿長者(共通語)

概要

ある正月の日になった。貧しい家庭によれよれの老人が泊めてくれといってやって来た。私たちの家は貧乏で正月なのにあなたをもてなすことは出来ない。火に温まり正月してくれといった。これから、ヒーショウガチ(火正月)というものが出来た。寒いのに着る物もなかった。この人を泊めたらいろいろと準備させられ、老人が何かいうとご馳走が出てきた。金も出した。神様だった。この話を隣の金持ちの人が聞いた。この老人は最初金持ちの家に行ったようだが断られた。こんなことだったら断るんじゃなかったといった。この老人を探して無理に自分たちの家に泊めた。欲を出していろんなものを要求して作らせた。すると虫、蜂などが出てきた。金持ちはさされ、かゆくて後は猿に化けて山へ逃げていった。それでも自分の財産が惜しいので家に来たりした。神様が貧乏人に金持ちの家をあげた。そして、猿が財産を惜しがって必ず来るから石を焼いて置きなさい。猿は石に座るのでといった。猿は案の定やって来てこの石に腰掛けた。するとお尻がただれてしまって、山へ逃げていき帰ってこなかった。

再生時間:2:57

民話詳細DATA

レコード番号 47O230123
CD番号 47O23C008 
決定題名 猿長者(共通語)
話者がつけた題名
話者名 安里武烝
話者名かな あさとたけとし
生年月日 19181111
性別
出身地 沖縄県粟国村浜
記録日 19760820
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T05B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 火正月,大歳,神様,猿の尻,
梗概(こうがい) ある正月の日になった。貧しい家庭によれよれの老人が泊めてくれといってやって来た。私たちの家は貧乏で正月なのにあなたをもてなすことは出来ない。火に温まり正月してくれといった。これから、ヒーショウガチ(火正月)というものが出来た。寒いのに着る物もなかった。この人を泊めたらいろいろと準備させられ、老人が何かいうとご馳走が出てきた。金も出した。神様だった。この話を隣の金持ちの人が聞いた。この老人は最初金持ちの家に行ったようだが断られた。こんなことだったら断るんじゃなかったといった。この老人を探して無理に自分たちの家に泊めた。欲を出していろんなものを要求して作らせた。すると虫、蜂などが出てきた。金持ちはさされ、かゆくて後は猿に化けて山へ逃げていった。それでも自分の財産が惜しいので家に来たりした。神様が貧乏人に金持ちの家をあげた。そして、猿が財産を惜しがって必ず来るから石を焼いて置きなさい。猿は石に座るのでといった。猿は案の定やって来てこの石に腰掛けた。するとお尻がただれてしまって、山へ逃げていき帰ってこなかった。
全体の記録時間数 2:57
物語の時間数 2:57
言語識別 共通語
音源の質 △ ノイズが入っている
テープ番号
予備項目1

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