神里節由来(方言)

概要

栗を作っていたが天気が悪くなったので、台風が来たら困ると言い粟を刈りに行くことにした。誰かが「どうしたの神里、何故こんな青い栗を刈るのか」ときいた。台風になったら困るのでと言った。(するとその人は、)「この風は何でもないから刈らなくてもいい。自分が虎の巻をあげるのでこれを持って帰りなさい。これにはいろんなことが書いてあるので」と言い、「でも人には見せるなよ」と約束させた。帰る途中おじいさんに会った。神里どこへ行ってきたかときかれた。神里は、「私が粟を刈ろうとしたら天の神様がおりて来て、刈り取ってはいけないと言い、何か書物をもらった」と話した。すると、あたりが急に真っ暗になっていた。この人は、家に帰り残念に思った。そして、これが歌になった。サテム・クヌユニ フシギアリ アグニ エイムラ カンザトバル チュクイ シミリバ ヒトマサイ あとは忘れてしまった。昔は、この歌を全部歌うことが出来ないとトクハーギィンと言われた。全部歌うことが出来なければ最初からやらない方がいいと言っていた。だから、神里節というのは自然に忘れられていった。 

再生時間:3:31

民話詳細DATA

レコード番号 47O230072
CD番号 47O23C004  
決定題名 神里節由来(方言)
話者がつけた題名
話者名 与那全福
話者名かな よなぜんぷく
生年月日 19031215
性別
出身地 沖縄県粟国村浜 
記録日 19760818
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T03B05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 神里,粟,天の人,約束破棄,
梗概(こうがい) 栗を作っていたが天気が悪くなったので、台風が来たら困ると言い粟を刈りに行くことにした。誰かが「どうしたの神里、何故こんな青い栗を刈るのか」ときいた。台風になったら困るのでと言った。(するとその人は、)「この風は何でもないから刈らなくてもいい。自分が虎の巻をあげるのでこれを持って帰りなさい。これにはいろんなことが書いてあるので」と言い、「でも人には見せるなよ」と約束させた。帰る途中おじいさんに会った。神里どこへ行ってきたかときかれた。神里は、「私が粟を刈ろうとしたら天の神様がおりて来て、刈り取ってはいけないと言い、何か書物をもらった」と話した。すると、あたりが急に真っ暗になっていた。この人は、家に帰り残念に思った。そして、これが歌になった。サテム・クヌユニ フシギアリ アグニ エイムラ カンザトバル チュクイ シミリバ ヒトマサイ あとは忘れてしまった。昔は、この歌を全部歌うことが出来ないとトクハーギィンと言われた。全部歌うことが出来なければ最初からやらない方がいいと言っていた。だから、神里節というのは自然に忘れられていった。 
全体の記録時間数 3:31
物語の時間数 3:31
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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