蛇婿入り 浜下り(方言)

概要

美しい女がいた。アカマターは男に化けて忍んで来た。ずっと通っていた。女はアカマターを本当の男だと信じていた。二人は恋仲になった。おばあさんが「あれは人間か」ときくと、女は「人間だよ」と言った。これは、ちょっとおかしくなっていると言い、自分の目にはアカマターにしか見えない。この女はだまされている。(女はおばあさんに)今日来たら縄をぬって(その人の)頭に針を立てなさいよと教えられた。アカマターは好男子であった。頭に針を突くと男はさっさと逃げていった。男の後を追いかけていくと、その男は洞穴の中に入っていった。「今日はやられてしまった」とアカマターの親に言っていた。親は、「だから今日は止めなさいと言ったのに」と言っていた。アカマターは、「でも自分はたくさんの子を入れてきたので心配はない」と言った。するとアカマターの親が、「下の者(人間)は頭がいい。干潮になってあの石を渡ったり、この石を渡ったりすると子供はおりてしまう」と話していた。この話を女に聞かせた。女は三月三日に海に行き、あの石この石を渡り、七つ石を渡った。その結果この女は子供を流産させることが出来た。家の門にさんご礁を置くのは海を七回渡ったという証拠である。

再生時間:3:20

民話詳細DATA

レコード番号 47O230071
CD番号 47O23C004  
決定題名 蛇婿入り 浜下り(方言)
話者がつけた題名
話者名 与那全福
話者名かな よなぜんぷく
生年月日 19031215
性別
出身地 沖縄県粟国村浜 
記録日 19760818
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T03B04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12,80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード アカマタ,針,洞窟,浜下り,七つの石
梗概(こうがい) 美しい女がいた。アカマターは男に化けて忍んで来た。ずっと通っていた。女はアカマターを本当の男だと信じていた。二人は恋仲になった。おばあさんが「あれは人間か」ときくと、女は「人間だよ」と言った。これは、ちょっとおかしくなっていると言い、自分の目にはアカマターにしか見えない。この女はだまされている。(女はおばあさんに)今日来たら縄をぬって(その人の)頭に針を立てなさいよと教えられた。アカマターは好男子であった。頭に針を突くと男はさっさと逃げていった。男の後を追いかけていくと、その男は洞穴の中に入っていった。「今日はやられてしまった」とアカマターの親に言っていた。親は、「だから今日は止めなさいと言ったのに」と言っていた。アカマターは、「でも自分はたくさんの子を入れてきたので心配はない」と言った。するとアカマターの親が、「下の者(人間)は頭がいい。干潮になってあの石を渡ったり、この石を渡ったりすると子供はおりてしまう」と話していた。この話を女に聞かせた。女は三月三日に海に行き、あの石この石を渡り、七つ石を渡った。その結果この女は子供を流産させることが出来た。家の門にさんご礁を置くのは海を七回渡ったという証拠である。
全体の記録時間数 3:20
物語の時間数 3:20
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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