兄弟の仲直り(方言)

概要

長男と次男がいるが仲が悪く、次男は友達の所でいつも話し相手になっていた。長男をそっちのけにしていた。ある夜、トウジン(唐黍)が盗まれた。今日は泥棒を捕まえようと思い、鉄砲を持って隠れて待っていた。盗人がトウジンを盗もうとしたので鉄砲で撃った。その人が死んだ。びっくりしていたが我に返えり、友達の所に相談に行った。こんな夜中にどうしたのだと聞かれ、「人を殺してしまった。助けてくれ」と言ったら、「人を殺したのなら自分は相談に乗れない」と断られた。今度は兄の所へ行って理由を話すと、兄は「そこへ行ってみよう」と言った。行ってみると死んだのは人間ではなくイノシシだった。兄弟二人は村の人たちにイノシシの肉を配ってあげた。友達は、物を食べたりくれたりしている間が友達だよ。それに比べ兄弟は宝だよ。そして、いざというときに役立つよ、と言っていた。

再生時間:2:20

民話詳細DATA

レコード番号 47O230070
CD番号 47O23C004  
決定題名 兄弟の仲直り(方言)
話者がつけた題名
話者名 与那全福
話者名かな よなぜんぷく
生年月日 19031215
性別
出身地 沖縄県粟国村浜 
記録日 19760818
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T03B03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 兄弟,泥棒,唐黍,鉄砲,猪,
梗概(こうがい) 長男と次男がいるが仲が悪く、次男は友達の所でいつも話し相手になっていた。長男をそっちのけにしていた。ある夜、トウジン(唐黍)が盗まれた。今日は泥棒を捕まえようと思い、鉄砲を持って隠れて待っていた。盗人がトウジンを盗もうとしたので鉄砲で撃った。その人が死んだ。びっくりしていたが我に返えり、友達の所に相談に行った。こんな夜中にどうしたのだと聞かれ、「人を殺してしまった。助けてくれ」と言ったら、「人を殺したのなら自分は相談に乗れない」と断られた。今度は兄の所へ行って理由を話すと、兄は「そこへ行ってみよう」と言った。行ってみると死んだのは人間ではなくイノシシだった。兄弟二人は村の人たちにイノシシの肉を配ってあげた。友達は、物を食べたりくれたりしている間が友達だよ。それに比べ兄弟は宝だよ。そして、いざというときに役立つよ、と言っていた。
全体の記録時間数 2:25
物語の時間数 2:20
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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