鉄門の福分(方言)

概要

山原の親子は毎日、金持ちになろうと薪を拾っていた。ところが毎日その薪が盗まれる。男の親は息子に盗人を捕まえようと話し、薪の中に隠れていた。すると天から釣るし鉤がおりてきて、その薪を天に釣し上げられてしまった。男の親は「何でお前は薪の中にに入っているのか」ときかれた。男親は、「私たち親子二人は、金持ちになろうと毎日働いているのに、盗人に薪を取られてしまい、金持ちになれない。盗人を捕まえようと思って隠れていた」と言った。「それならここに来なさい」と水鉢を見せられた。大きな水鉢は金持ちで、中ぐらいは中ぐらいの水鉢、貧乏人の鉢には水が入っていない。「君たちはいくら働いても金持ちにはなれない。現世に戻っていって、年の夜に親のない子が生まれるはずだから、その子を助けなさい」と言われた。その親が待ちかねていると、子供が生まれたので、その子にジョウンタンと名付け、自分たちの屋敷に入れた。それで、その家は金持ちになった。

再生時間:2:34

民話詳細DATA

レコード番号 47O230027
CD番号 47O23C003  
決定題名 鉄門の福分(方言)
話者がつけた題名
話者名 末吉カマ
話者名かな すえよしかま
生年月日 18880805
性別
出身地 沖縄県粟国村字浜
記録日 19760816
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T02B01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 薪,水桶の福分,大晦日,子の誕生,
梗概(こうがい) 山原の親子は毎日、金持ちになろうと薪を拾っていた。ところが毎日その薪が盗まれる。男の親は息子に盗人を捕まえようと話し、薪の中に隠れていた。すると天から釣るし鉤がおりてきて、その薪を天に釣し上げられてしまった。男の親は「何でお前は薪の中にに入っているのか」ときかれた。男親は、「私たち親子二人は、金持ちになろうと毎日働いているのに、盗人に薪を取られてしまい、金持ちになれない。盗人を捕まえようと思って隠れていた」と言った。「それならここに来なさい」と水鉢を見せられた。大きな水鉢は金持ちで、中ぐらいは中ぐらいの水鉢、貧乏人の鉢には水が入っていない。「君たちはいくら働いても金持ちにはなれない。現世に戻っていって、年の夜に親のない子が生まれるはずだから、その子を助けなさい」と言われた。その親が待ちかねていると、子供が生まれたので、その子にジョウンタンと名付け、自分たちの屋敷に入れた。それで、その家は金持ちになった。
全体の記録時間数 3:09
物語の時間数 2:34
言語識別 方言
音源の質 ○ 
テープ番号
予備項目1

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