姥捨て山(方言)

概要

昔のことである。60歳をこえると姥捨て山に捨てていた。モーイ親方の子孫だかはっきりは分からないが、薩摩からサムライがやって来て、「綱を焼いて持ってきなさい」と言われたとき、ちょうど姥捨て山に捨てた親に食べ物を持っていって上げていた孝行息子がいた。その息子が、「灰の綱を持ってくるように言われているがどうすれば良いか」ときいたところ、親は、「心配することはない。りっぱな鉄板に綱を置いて燃やしなさい。そして動かさないでそのまま持っていきなさい」と言ったのでそのとおりにした。すると、受け取ったサムライは、「珍しいことだ。これはどうしたのか」と言って不思議がった。それから、この息子は「だれが何と言おうと、私は親を姥捨て山から連れてくる。年を取っている人には知恵がある」といって、姥捨て山から親を連れ帰った。

再生時間:3:38

民話詳細DATA

レコード番号 47O230013
CD番号 47O23C002  
決定題名 姥捨て山(方言)
話者がつけた題名 アムトゥのムイ
話者名 与那城カマド
話者名かな よなしろかまど
生年月日 18961002
性別
出身地 沖縄県粟国村浜
記録日 19760815
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T01B03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 姥捨て,難題,灰の綱
梗概(こうがい) 昔のことである。60歳をこえると姥捨て山に捨てていた。モーイ親方の子孫だかはっきりは分からないが、薩摩からサムライがやって来て、「綱を焼いて持ってきなさい」と言われたとき、ちょうど姥捨て山に捨てた親に食べ物を持っていって上げていた孝行息子がいた。その息子が、「灰の綱を持ってくるように言われているがどうすれば良いか」ときいたところ、親は、「心配することはない。りっぱな鉄板に綱を置いて燃やしなさい。そして動かさないでそのまま持っていきなさい」と言ったのでそのとおりにした。すると、受け取ったサムライは、「珍しいことだ。これはどうしたのか」と言って不思議がった。それから、この息子は「だれが何と言おうと、私は親を姥捨て山から連れてくる。年を取っている人には知恵がある」といって、姥捨て山から親を連れ帰った。
全体の記録時間数 3:46
物語の時間数 3:38
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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