金の瓜種(共通語)

概要

私は運がないと言って国頭に行くが、そこで他の人の田はカラカラなのに、その人の田だけ水があるので、村の人々が夜中に自分の田に水を入れているのだろうと疑い、村から追い出され、那覇に行くが、ここでも住めず津堅に行く。そこでノロとの間に子供ができる。その子が海へ行くと壷が流れてきた。子供はこの壷をお父さんのところに持って行ったらお母さんが許してくれるかもしれないと思って首里に行く。首里城で家来が「宝の壷を持ってお父さんに会わせてくれと言っているがどうしたものでしょう」と王様に聞くと「覚えはないが中に入れなさい」と言う。子供が来ると「子供が宝物を持って歩くのはどうしたことか」と言うので「これは浜で拾ったもので盗んだものではない、命がけでここまで来たのだから私の話を聞いてもらいたい」と言う。この子の母親は昔、王のつぼねの中では一番の位にあったのでつぼね連中から妬まれていた。ある時、ひょっとした隙におならをしてしまい、それが原因で追い出されたのだった。子供は王に「お父さん、人間が屁をするのは良いか悪いか」と聞くので「場所にもよるがなるべくしないほうがいいけど、これは仕方ないことだから差し支えないだろう」と言うので「なぜお母さんは人の前でおならをしたことで津堅に帰されたのか、お母さんは悪いか悪くないか」と言うので「何でもいいからお母さんをここに連れてきなさい、顔を見ないことにはお前の言うことを信じることはできない」と言う。それで母親を連れてくると、まさしく昔、王のところにいた人であり「私が悪かった」とわびてともに暮らした。

再生時間:8:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O382291
CD番号 47O38C118
決定題名 金の瓜種(共通語)
話者がつけた題名 金の瓜 子宝のつぼ
話者名 宮城定吉
話者名かな みやぎさだきち
生年月日 18950627
性別
出身地 沖縄県国頭郡東村字平良
記録日 19740805
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 国頭郡国頭村  T04 B15 東村平良 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 運,国頭,田,那覇,津堅,ノロ,壷,首里,首里城,宝,つぼね,おなら,屁
梗概(こうがい) 私は運がないと言って国頭に行くが、そこで他の人の田はカラカラなのに、その人の田だけ水があるので、村の人々が夜中に自分の田に水を入れているのだろうと疑い、村から追い出され、那覇に行くが、ここでも住めず津堅に行く。そこでノロとの間に子供ができる。その子が海へ行くと壷が流れてきた。子供はこの壷をお父さんのところに持って行ったらお母さんが許してくれるかもしれないと思って首里に行く。首里城で家来が「宝の壷を持ってお父さんに会わせてくれと言っているがどうしたものでしょう」と王様に聞くと「覚えはないが中に入れなさい」と言う。子供が来ると「子供が宝物を持って歩くのはどうしたことか」と言うので「これは浜で拾ったもので盗んだものではない、命がけでここまで来たのだから私の話を聞いてもらいたい」と言う。この子の母親は昔、王のつぼねの中では一番の位にあったのでつぼね連中から妬まれていた。ある時、ひょっとした隙におならをしてしまい、それが原因で追い出されたのだった。子供は王に「お父さん、人間が屁をするのは良いか悪いか」と聞くので「場所にもよるがなるべくしないほうがいいけど、これは仕方ないことだから差し支えないだろう」と言うので「なぜお母さんは人の前でおならをしたことで津堅に帰されたのか、お母さんは悪いか悪くないか」と言うので「何でもいいからお母さんをここに連れてきなさい、顔を見ないことにはお前の言うことを信じることはできない」と言う。それで母親を連れてくると、まさしく昔、王のところにいた人であり「私が悪かった」とわびてともに暮らした。
全体の記録時間数 8:38
物語の時間数 8:27
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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