民俗 産育(シマグチ混じり)

概要

子供が生まれるとすぐ火の神に「・・年に生まれた人です」と報告し健康を祈願する。火の神は女の神と聞かされた。お産の準備として、昔は破れた着物をきれいに洗ってオシメを作った。お産をする時は、昔は裏座に行って人に見られないようにした。妊婦といるのは産婆さんだけだった。この村には産婆さんは一人だけいた。分娩の姿勢は普通は仰向けに寝て膝をたてるだけだが、それで産めないときは天井から吊るされた縄を握らせた。ウブミズはヤマ井戸と言われる産井戸から水を汲んできてそれを沸かして子供に浴びさせる。それからジール(地炉)のある部屋に連れて行き火を炊いて、腰や背中を温める。胎盤のことをイヤーというが、これを屋敷の裏に埋める。愛嬌持ちになれという願いをこめて埋めた人たちは笑う。また力持ちになれという願いをこめて埋めた所の上に石を乗せた。生まれてから三日間はユートゥジといって三線を弾く人をまじえた三名の人が交代で夜通し話をしたり歌ったりした。四日目にやる四日ジールには仏壇とヒヌカンに健康の御願した。豆腐やソーミンチャンプルーなどを供えた。これは簡単にお祝いして、六日目のマンサンには隣近所や親戚を集めてご馳走をつくってお祝いした。七日目には床上げのためお産をした部屋をきれいに掃除した。ナージキーとは名前を決めること。わらび名と戸籍の名前を決めた。生まれて一週間くらいでまでには名をつけた。ハチアッチーとは産婦の体が元に戻った日に、産婦の実家にご馳走を持って報告に行った。タンカユーエーとは一年後のお祝い。ご馳走を作って健康祈願する。

再生時間:21:30

民話詳細DATA

レコード番号 47O380682
CD番号 47O38C034
決定題名 民俗 産育(シマグチ混じり)
話者がつけた題名
話者名 金城スミ 金城キク 比嘉ウシ
話者名かな きんじょうすみ きんじょうきく ひがうし
生年月日 19080315 19130706 19030224
性別 女 女 女
出身地 沖縄県国頭郡東村字平良 沖縄県国頭郡東村字平良 沖縄県国頭郡東村字平良
記録日 19790804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字平良 T25 A06 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 80,90
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 子供,火の神,健康祈願,女の神,お産,裏座,妊婦,ウブミズ,ヤマ井戸,ジール,地炉,胎盤,イヤー,屋敷の裏,愛嬌持ち,力持ち,ユートゥジ,三線,四日ジール,仏壇,ヒヌカン,マンサン,ナージキー,わらび名,ハチアッチー,タンカユーエー
梗概(こうがい) 子供が生まれるとすぐ火の神に「・・年に生まれた人です」と報告し健康を祈願する。火の神は女の神と聞かされた。お産の準備として、昔は破れた着物をきれいに洗ってオシメを作った。お産をする時は、昔は裏座に行って人に見られないようにした。妊婦といるのは産婆さんだけだった。この村には産婆さんは一人だけいた。分娩の姿勢は普通は仰向けに寝て膝をたてるだけだが、それで産めないときは天井から吊るされた縄を握らせた。ウブミズはヤマ井戸と言われる産井戸から水を汲んできてそれを沸かして子供に浴びさせる。それからジール(地炉)のある部屋に連れて行き火を炊いて、腰や背中を温める。胎盤のことをイヤーというが、これを屋敷の裏に埋める。愛嬌持ちになれという願いをこめて埋めた人たちは笑う。また力持ちになれという願いをこめて埋めた所の上に石を乗せた。生まれてから三日間はユートゥジといって三線を弾く人をまじえた三名の人が交代で夜通し話をしたり歌ったりした。四日目にやる四日ジールには仏壇とヒヌカンに健康の御願した。豆腐やソーミンチャンプルーなどを供えた。これは簡単にお祝いして、六日目のマンサンには隣近所や親戚を集めてご馳走をつくってお祝いした。七日目には床上げのためお産をした部屋をきれいに掃除した。ナージキーとは名前を決めること。わらび名と戸籍の名前を決めた。生まれて一週間くらいでまでには名をつけた。ハチアッチーとは産婦の体が元に戻った日に、産婦の実家にご馳走を持って報告に行った。タンカユーエーとは一年後のお祝い。ご馳走を作って健康祈願する。
全体の記録時間数 21:30
物語の時間数 21:30
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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