もの言うつぼ(シマグチ)

概要

ある日、二人の人が喧嘩して、一人は殺された。そして、畑に埋められた。その土地を焼き物屋が買って、そこの土でヒールー(火鉢)を焼いた。ある婦人がこの火鉢を買い、手カゴに入れて帰る途中、暑いので休んだ。すると手カゴの中から「サリー・・」と声がする。誰もいないのに珍しいと見てみると火鉢が喋っていた。「何の用事か」と聞くと「頼みがあるから聞いて欲しい」と言う。「どういう頼みか」と聞くと「バンジュ(今の警察)に連れて行ってほしい」と言う。その理由を問うと「私は何月何日に人に殺された。そしてどこどこの土地に埋められ、その土地をやきもの屋が買って。こうして火鉢になった。だから訴えるために連れて行ってくれ」と言う。女は自分の上着を脱いでかけてあげ、バンジュに連れて行って事情を話した。警察官が「それでお前は、その殺した人の名前を知っているか」と聞くので、その名前を言った。調べてみると確かにその人の名前が帳簿にあった。しかしその時すでにその人は亡くなっていた。

再生時間:5:40

民話詳細DATA

レコード番号 47O380659
CD番号 47O38C033
決定題名 もの言うつぼ(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 宮城交雄
話者名かな みやぎこうゆう
生年月日 19050310
性別
出身地 沖縄県国頭郡東村字平良
記録日 19790804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字平良 T24 A02 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 泊出身のおじいさんから聞いた
文字化資料
キーワード 喧嘩,土地,やきもの屋,ヒールー,火鉢,バンジュ
梗概(こうがい) ある日、二人の人が喧嘩して、一人は殺された。そして、畑に埋められた。その土地を焼き物屋が買って、そこの土でヒールー(火鉢)を焼いた。ある婦人がこの火鉢を買い、手カゴに入れて帰る途中、暑いので休んだ。すると手カゴの中から「サリー・・」と声がする。誰もいないのに珍しいと見てみると火鉢が喋っていた。「何の用事か」と聞くと「頼みがあるから聞いて欲しい」と言う。「どういう頼みか」と聞くと「バンジュ(今の警察)に連れて行ってほしい」と言う。その理由を問うと「私は何月何日に人に殺された。そしてどこどこの土地に埋められ、その土地をやきもの屋が買って。こうして火鉢になった。だから訴えるために連れて行ってくれ」と言う。女は自分の上着を脱いでかけてあげ、バンジュに連れて行って事情を話した。警察官が「それでお前は、その殺した人の名前を知っているか」と聞くので、その名前を言った。調べてみると確かにその人の名前が帳簿にあった。しかしその時すでにその人は亡くなっていた。
全体の記録時間数 5:46
物語の時間数 5:40
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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