姥捨て山 馬の親子(シマグチ)

概要

母親は皆、時期になると山の中へ捨てるために連れて行った。だがその男の子は母親を捨てきれなかった。自分の家に大きな穴を掘って親をかくまって、ご飯を食べさせていた。一番侍の考えで、馬を二頭持ってきてどちらが親で、どちらが子供か区別できるかと言ったので子供はたいそう困って、かくまっていた自分の親に尋ねた。親は草を刈ってきて馬の前に置いて、先に食うのは子馬だと教えた。親の言うとおりにすると子馬は先に食った。侍は「誰からならったのか、お前の考えなのか」と尋ねた。それで、「こういうわけで親を捨てることができずにかくまっていた親からならった」と言うと、それからは年寄りの年は亀の甲、年寄りほどの考えは若い者にはないものだといって、親を捨てることはなくなった。

再生時間:1:41

民話詳細DATA

レコード番号 47O380555
CD番号 47O38C028
決定題名 姥捨て山 馬の親子(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 仲村ウサ
話者名かな なかむらうさ
生年月日 18970520
性別
出身地 沖縄県国頭郡東村字川田
記録日 19790804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字川田 T20 B16 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 母親,捨てる,穴,一番侍,馬,草,子馬,年寄り,亀の甲
梗概(こうがい) 母親は皆、時期になると山の中へ捨てるために連れて行った。だがその男の子は母親を捨てきれなかった。自分の家に大きな穴を掘って親をかくまって、ご飯を食べさせていた。一番侍の考えで、馬を二頭持ってきてどちらが親で、どちらが子供か区別できるかと言ったので子供はたいそう困って、かくまっていた自分の親に尋ねた。親は草を刈ってきて馬の前に置いて、先に食うのは子馬だと教えた。親の言うとおりにすると子馬は先に食った。侍は「誰からならったのか、お前の考えなのか」と尋ねた。それで、「こういうわけで親を捨てることができずにかくまっていた親からならった」と言うと、それからは年寄りの年は亀の甲、年寄りほどの考えは若い者にはないものだといって、親を捨てることはなくなった。
全体の記録時間数 1:55
物語の時間数 1:41
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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