城間仲 下男盗人(方言)

概要

下男をたくさん使っていた大金持ちがあった。金持ちの主人は風水を見ることのできる友人に屋敷の風水を見てもらおうと、家の前の小高い丘を登っていた。主人は家を出る前に稲刈り時期だったので、しっかり働くように下男たちに言いつけて出かけた。主人と友人が丘の上から家の風水を見ていると、その主人が木の陰に隠れた。友人は不思議に思って家のほうをよく見てみると下男たちが刈り取った稲を主人の家ではなくて自分の家に運んでいた。友人は、下男の悪事をわざと見ないようにしている主人の気持ちを知って、風水は家にあるのではなく住んでいる人の心にあるから、もう家の風水は見る必要はないと主人に教えた。主人は家に帰るとご馳走を作って下男たちの労をねぎらった。そこで友人が暗に下男たちの悪事について諭したので下男たちはうなだれて悪事を謝った。主人は自分にも非があったとして、これからは稲刈りの時期には下男たちにも稲を分けるということを告げたので下男たちは一生懸命働くようになって、その家はますます金持ちになった。

再生時間:3:17

民話詳細DATA

レコード番号 47O380412
CD番号 47O38C020
決定題名 城間仲 下男盗人(方言)
話者がつけた題名
話者名 翁長ナヘ
話者名かな おながなえ
生年月日 19070803
性別
出身地 沖縄県国頭郡東村字有銘
記録日 19790803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字有銘 T15 A05 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 祖父と祖父の友人が話すのを聞いた
文字化資料
キーワード 下男,大金持ち,風水,稲刈り,悪事,ご馳走
梗概(こうがい) 下男をたくさん使っていた大金持ちがあった。金持ちの主人は風水を見ることのできる友人に屋敷の風水を見てもらおうと、家の前の小高い丘を登っていた。主人は家を出る前に稲刈り時期だったので、しっかり働くように下男たちに言いつけて出かけた。主人と友人が丘の上から家の風水を見ていると、その主人が木の陰に隠れた。友人は不思議に思って家のほうをよく見てみると下男たちが刈り取った稲を主人の家ではなくて自分の家に運んでいた。友人は、下男の悪事をわざと見ないようにしている主人の気持ちを知って、風水は家にあるのではなく住んでいる人の心にあるから、もう家の風水は見る必要はないと主人に教えた。主人は家に帰るとご馳走を作って下男たちの労をねぎらった。そこで友人が暗に下男たちの悪事について諭したので下男たちはうなだれて悪事を謝った。主人は自分にも非があったとして、これからは稲刈りの時期には下男たちにも稲を分けるということを告げたので下男たちは一生懸命働くようになって、その家はますます金持ちになった。
全体の記録時間数 3:23
物語の時間数 3:17
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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