医療 呪い マブイグミ(方言)

概要

水ガサー(水疱瘡)は発病してから三日目に宮城公民館のそばの産川(ウブガー)のお宮で酒と花米を供えて、井戸で拝み、水を汲んできて家で拝んだあと、水ガサー、イリガサーと三回水なですると治った。マブイグミのときは「マブヤーマブヤー」とミチムンに拝んだ後、外に出て便所マブイ(フールマブイ)という便所の神様に拝む。拝む人は便所からマブイを連れてくる。家の中にいる人が「早く入ってきなさい、肉も用意してあるから、早く上がってきて食べなさい」と呼ぶ。マブイが家の中に入って来て食べている間にゲージを持っている人が、ゲージを額に押し当てて拝むようにしながら、マブイを落とした人の手に握らせる。花米と酒とを準備して花ぐみを三回マブイを落とした人の肩に「マブヤーマブヤーウーティクーマブヤー、ウドゥルキスナヨー」と言い三回つけるとマブイがこもる。

再生時間:2:38

民話詳細DATA

レコード番号 47O380221
CD番号 47O38C010
決定題名 医療 呪い マブイグミ(方言)
話者がつけた題名
話者名 宮城カマド
話者名かな みやぎかまど
生年月日 18951005
性別
出身地 沖縄県国頭郡東村字宮城
記録日 19790802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字宮城 T07 B02 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 51,80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 水ガサー,水疱瘡,産川,ウブガー,酒,花米,井戸,拝み,イリガサー,水なで,マブイグミ,マブヤー,ミチムン,フールマブイ,便所の神様,マブイ,ゲージ
梗概(こうがい) 水ガサー(水疱瘡)は発病してから三日目に宮城公民館のそばの産川(ウブガー)のお宮で酒と花米を供えて、井戸で拝み、水を汲んできて家で拝んだあと、水ガサー、イリガサーと三回水なですると治った。マブイグミのときは「マブヤーマブヤー」とミチムンに拝んだ後、外に出て便所マブイ(フールマブイ)という便所の神様に拝む。拝む人は便所からマブイを連れてくる。家の中にいる人が「早く入ってきなさい、肉も用意してあるから、早く上がってきて食べなさい」と呼ぶ。マブイが家の中に入って来て食べている間にゲージを持っている人が、ゲージを額に押し当てて拝むようにしながら、マブイを落とした人の手に握らせる。花米と酒とを準備して花ぐみを三回マブイを落とした人の肩に「マブヤーマブヤーウーティクーマブヤー、ウドゥルキスナヨー」と言い三回つけるとマブイがこもる。
全体の記録時間数 2:52
物語の時間数 2:38
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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