
川田に宮城に平良の三字があった。旧の六月の二十六日に御願ハーリーがある。ハーリーの競技が終わったら相撲をやる。一等が四升、二等が三升、三等が二升の酒をもらえる。昔はしつけがきびしかった。悪いことをすると刻み煙草のパイプで殴られた。礼儀作法には厳しかった。ユタ事は話者達の時代にはほとんどなくなっていたが、話者の親時代はさかんだった。若い頃はみんな農業していた。山仕事で山に入る前には、必ず本人或いは親がハブ除けの呪文を唱えたり、また手のひらに「ハブノキ」と書いて手を握って山に入った。そうするととても安心して山に入れた。ハブ除けの呪文は「ヤマアラシドー、ジーブチドー、ジナーウスメー、クヮンマガ、ジュホー、ジュホー、ジュホー」。ハブの名前は昔からジュホーと言った。それはシナからの流れである。魚泊まりでは旧の7月15日に毎年エイサーがある。これは青年会が中心になってやる。8月には村芝居が上演される。10日には宮城公民館、11日は魚泊の御願所で上演される。話者の親の代から村芝居はあり、昔は部落民の中から選ばれた。十五夜にも上演される。昔、上演された芝居には、「夫振岩」「鬼退治」「伊江島ハンドゥ小」「サクイ物語」など。ハーリーの日は神人の祈りから始まる。朝早くから三部落の神人が平良の御願所に集まり、それから三部落をまわる。
| レコード番号 | 47O380118 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C005 |
| 決定題名 | 民俗知識 芸能 行事(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 波名城常臣 与那嶺松蔵 |
| 話者名かな | はなしろつねおみ よなみねまつぞう |
| 生年月日 | 19121010 19031101 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県国頭郡東村字宮城 沖縄県国頭郡本部町 |
| 記録日 | 19790802 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 東村 宮城魚泊 T03 B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 30,80,51 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 川田,宮城,平良,旧の6月26日,御願ハーリー,相撲,礼儀作法,ユタ事,山仕事,ハブ除け,呪文,手のひら,ハブノキ,ヤマアラシドー、ジーブチドー、ジナーウスメー、クヮンマガ、ジュホー、ジュホー、ジュホー,魚泊,旧の7月15日,エイサー,村芝居,御願所,夫振岩,鬼退治,伊江島ハンドゥ小,サクイ物語,神人 |
| 梗概(こうがい) | 川田に宮城に平良の三字があった。旧の六月の二十六日に御願ハーリーがある。ハーリーの競技が終わったら相撲をやる。一等が四升、二等が三升、三等が二升の酒をもらえる。昔はしつけがきびしかった。悪いことをすると刻み煙草のパイプで殴られた。礼儀作法には厳しかった。ユタ事は話者達の時代にはほとんどなくなっていたが、話者の親時代はさかんだった。若い頃はみんな農業していた。山仕事で山に入る前には、必ず本人或いは親がハブ除けの呪文を唱えたり、また手のひらに「ハブノキ」と書いて手を握って山に入った。そうするととても安心して山に入れた。ハブ除けの呪文は「ヤマアラシドー、ジーブチドー、ジナーウスメー、クヮンマガ、ジュホー、ジュホー、ジュホー」。ハブの名前は昔からジュホーと言った。それはシナからの流れである。魚泊まりでは旧の7月15日に毎年エイサーがある。これは青年会が中心になってやる。8月には村芝居が上演される。10日には宮城公民館、11日は魚泊の御願所で上演される。話者の親の代から村芝居はあり、昔は部落民の中から選ばれた。十五夜にも上演される。昔、上演された芝居には、「夫振岩」「鬼退治」「伊江島ハンドゥ小」「サクイ物語」など。ハーリーの日は神人の祈りから始まる。朝早くから三部落の神人が平良の御願所に集まり、それから三部落をまわる。 |
| 全体の記録時間数 | 9:14 |
| 物語の時間数 | 8:55 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |