犬の足(シマグチ)

概要

神様がお揃いになって協議をしようというので、て、女中に命じて魚を買わせて置いていた。すると、その魚を犬がくわえていってしまったので、神様は怒って、どこも歩けないようにと後足を一本引き抜いてしまった。三本脚になった犬は痛いのを我慢して道端の地蔵の所へ行った。そこを百足が通りかかったので、犬は「ねえ、百足くん、きみはこんなにたくさん足をもっているね。一本ぼくにくれないか」と言った。すると百足は「生まれつきの足を一本でもなくしたら歩けない」と言って断った。犬が悲しんでいるのを見た地蔵さんは、「私のウコール(香炉)の足を一本あげよう。ウコールは足が四本あっても座ってばかりいるのだから、一本抜いてもさしつかえない」と言って、ウコールの足を一本犬にくれた。それから犬は、「せっかく地蔵様からいただいた足だ」と言って、犬は小便をするときには、その足を持ち上げて濡らさないようにした。

再生時間:4:08

民話詳細DATA

レコード番号 47O220795
CD番号 47O22C035
決定題名 犬の足(シマグチ)
話者がつけた題名 犬の足
話者名 山城光次郎
話者名かな やましろこうじろう
生年月日 18921122
性別
出身地 沖縄県大宜味村田嘉里
記録日 19820915
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村田嘉里T31A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 神様,女中,魚,犬,後足,地蔵,百足,ウコール(香炉),
梗概(こうがい) 神様がお揃いになって協議をしようというので、て、女中に命じて魚を買わせて置いていた。すると、その魚を犬がくわえていってしまったので、神様は怒って、どこも歩けないようにと後足を一本引き抜いてしまった。三本脚になった犬は痛いのを我慢して道端の地蔵の所へ行った。そこを百足が通りかかったので、犬は「ねえ、百足くん、きみはこんなにたくさん足をもっているね。一本ぼくにくれないか」と言った。すると百足は「生まれつきの足を一本でもなくしたら歩けない」と言って断った。犬が悲しんでいるのを見た地蔵さんは、「私のウコール(香炉)の足を一本あげよう。ウコールは足が四本あっても座ってばかりいるのだから、一本抜いてもさしつかえない」と言って、ウコールの足を一本犬にくれた。それから犬は、「せっかく地蔵様からいただいた足だ」と言って、犬は小便をするときには、その足を持ち上げて濡らさないようにした。
全体の記録時間数 4:16
物語の時間数 4:08
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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