
坊主が三人そろって、「世の中で一番怖いものは何か」ということになった。一人の坊主が、「火事が一番怖い」と言った。また、別の坊主が、「泥棒が怖い」と言った。もう一人の坊主は、「長男の酒飲み尾類(じゅり)通いが一番怖い」と言った。その坊主が言うには、「火事は人が出て動けば、火を消す
ことができ土地も残る。また、泥棒は持てる分だけしか盗むことができないから、これもあまり心配はいらない。けれども、長男が酒上戸で、飲んだくれていると、やがては先祖からの財産をみんな食いつぶしてしまう。一番怖いのは、この長男の酒飲み野郎だ」と。昔は、あまり尾類通いなどをして尾類の家にこもったりしていると、屋敷までみんな取られしまったものだ。
| レコード番号 | 47O220794 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C035 |
| 決定題名 | 何が怖い(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 何が怖い |
| 話者名 | 山城光次郎 |
| 話者名かな | やましろこうじろう |
| 生年月日 | 18921122 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村田嘉里 |
| 記録日 | 19820915 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村田嘉里T31A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P234 |
| キーワード | 坊主,三人,一番怖いものは何か,火事,泥棒,長男,酒飲み,尾類通い, |
| 梗概(こうがい) | 坊主が三人そろって、「世の中で一番怖いものは何か」ということになった。一人の坊主が、「火事が一番怖い」と言った。また、別の坊主が、「泥棒が怖い」と言った。もう一人の坊主は、「長男の酒飲み尾類(じゅり)通いが一番怖い」と言った。その坊主が言うには、「火事は人が出て動けば、火を消す ことができ土地も残る。また、泥棒は持てる分だけしか盗むことができないから、これもあまり心配はいらない。けれども、長男が酒上戸で、飲んだくれていると、やがては先祖からの財産をみんな食いつぶしてしまう。一番怖いのは、この長男の酒飲み野郎だ」と。昔は、あまり尾類通いなどをして尾類の家にこもったりしていると、屋敷までみんな取られしまったものだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:47 |
| 物語の時間数 | 1:38 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◯ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |