兄の大煙草(共通語)

概要

これは、弟はですねえ、辻通いでもう酒も飲むし、煙草も飲んどったわけでしょうね。そしたら、今度、兄の方はね、煙草も飲まないし、酒を飲みにね、また辻にも行かない。そしたら、弟にね、「お前は酒も飲む。煙草もいくらか飲む。一日に幾らくらい飲むか。」というようなことを聞いているんですよ。「煙草が幾ら、酒とそれからその辻に行くのもね、これくらいだ。」と教えてやったら、その兄の方はそれをこつこつと貯めて、その金で家を建てたというんですよ。そしたら、家を建てていよいよお祝いも最後になったときですね、火事になって焼けてしまったというんですよ。そしたら、弟が、「私達がね、何十年かかって飲んできた煙草をね、お兄さんは一挙にね、大煙草を飲んでしまった。ヤッチーウフタバクー〔兄さんの大煙草〕。」と言ってもの笑いされたというんですよ。だから、人がいわば必ずやっておるものをね、切りつめてね、何かをしようと思っておったら駄目だと。人のやっておるのは当然ね、みんなやるべきたちゅうな、
一つの戒めじゃないかと思うんですよね。

再生時間:1:34

民話詳細DATA

レコード番号 47O220775
CD番号 47O22C034
決定題名 兄の大煙草(共通語)
話者がつけた題名 兄の大煙草
話者名 松本正夫
話者名かな まつもとまさお
生年月日 19201028
性別
出身地 沖縄県大宜味村田港
記録日 19830331
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村田港T30A15
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P237    
キーワード 弟,辻通い,酒,煙草, 兄,家,祝い,火事,大煙草,
梗概(こうがい) これは、弟はですねえ、辻通いでもう酒も飲むし、煙草も飲んどったわけでしょうね。そしたら、今度、兄の方はね、煙草も飲まないし、酒を飲みにね、また辻にも行かない。そしたら、弟にね、「お前は酒も飲む。煙草もいくらか飲む。一日に幾らくらい飲むか。」というようなことを聞いているんですよ。「煙草が幾ら、酒とそれからその辻に行くのもね、これくらいだ。」と教えてやったら、その兄の方はそれをこつこつと貯めて、その金で家を建てたというんですよ。そしたら、家を建てていよいよお祝いも最後になったときですね、火事になって焼けてしまったというんですよ。そしたら、弟が、「私達がね、何十年かかって飲んできた煙草をね、お兄さんは一挙にね、大煙草を飲んでしまった。ヤッチーウフタバクー〔兄さんの大煙草〕。」と言ってもの笑いされたというんですよ。だから、人がいわば必ずやっておるものをね、切りつめてね、何かをしようと思っておったら駄目だと。人のやっておるのは当然ね、みんなやるべきたちゅうな、 一つの戒めじゃないかと思うんですよね。
全体の記録時間数 1:41
物語の時間数 1:34
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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