
名護親方の奥さんが、どんな味でも、言わば、辛いものをあげても、何をやってもね、全然その文句が無かったというんですよ。そしたら、奥さんがですね、「あんたはどんな物をあげてもね、全然そのまずいとも辛いとも、うまいとも言わない。」とね。どういうあれですかって言ったらね。「お前は私に毒はくれないだろう。食べられる物をあんたは私に持ってくるんだから、私はこれを信じている。」と。「毒を盛ってくると思えば、こっちはもう、食べない、それは文句も言う。」と。「でも、食べられる物をね、あんたは私に持って来るんだろうから、何を持ってきても有り難いと思って私は食べるんだ。」というようなことをね。それからが、そういうこともしなかったというんですがね。まあ、何かその一回ぐらいはね、文句言われてみたいというような、奥さんのその計らいがね、逆になったというような話があるんです。
| レコード番号 | 47O220765 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C034 |
| 決定題名 | 名護親方 食事の味(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 名護親方 食事の味 |
| 話者名 | 松本正夫 |
| 話者名かな | まつもとまさお |
| 生年月日 | 19201028 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村田港 |
| 記録日 | 19830331 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村田港T30A05 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 名護親方,奥さん,味,毒 |
| 梗概(こうがい) | 名護親方の奥さんが、どんな味でも、言わば、辛いものをあげても、何をやってもね、全然その文句が無かったというんですよ。そしたら、奥さんがですね、「あんたはどんな物をあげてもね、全然そのまずいとも辛いとも、うまいとも言わない。」とね。どういうあれですかって言ったらね。「お前は私に毒はくれないだろう。食べられる物をあんたは私に持ってくるんだから、私はこれを信じている。」と。「毒を盛ってくると思えば、こっちはもう、食べない、それは文句も言う。」と。「でも、食べられる物をね、あんたは私に持って来るんだろうから、何を持ってきても有り難いと思って私は食べるんだ。」というようなことをね。それからが、そういうこともしなかったというんですがね。まあ、何かその一回ぐらいはね、文句言われてみたいというような、奥さんのその計らいがね、逆になったというような話があるんです。 |
| 全体の記録時間数 | 1:20 |
| 物語の時間数 | 1:12 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◯ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |