継子と二十日月 麦搗き(シマグチ)

概要

継子と継親とおったらしいんけど。その継子は、晩の飯食べるのも遅いから二十日の月の出る時にしか食べさせんかったと。そんなしよったけんど、継子はある時にカラ麦をつかしよったと。もう夜通しなってもつけないから泣いておって涙を落として、それだけの濡れた所がつかれたと。それで、「水入れて麦はつくもんや。」とつき始めた。麦をつくとき水を入れてつくのは継子が教えたことだと。
①継子と二十日月‥‥「継子の麦つき」と伝承されている地域はほぼ同じであり、この話のように、麦つきの話と一つの話になって、伝えられることが多い。なお、二十日月の出るは遅い時間だが、十日月の出る時間は早いのを利用した頓智話は、勝連バーマの話である。時計がなかった時代には、月の出の時間に敏感で、それがこの継子話を成立させていると思われる。

再生時間:0:54

民話詳細DATA

レコード番号 47O220710
CD番号 47O22C032
決定題名 継子と二十日月 麦搗き(シマグチ)
話者がつけた題名 継子話 二十日月 麦搗き
話者名 屋我カマド
話者名かな やがかまど
生年月日 19020606
性別
出身地 沖縄県大宜味村田港
記録日 19830305
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村田港T27A14
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P144
キーワード 継子,継親,二十日の月,麦つき,涙
梗概(こうがい) 継子と継親とおったらしいんけど。その継子は、晩の飯食べるのも遅いから二十日の月の出る時にしか食べさせんかったと。そんなしよったけんど、継子はある時にカラ麦をつかしよったと。もう夜通しなってもつけないから泣いておって涙を落として、それだけの濡れた所がつかれたと。それで、「水入れて麦はつくもんや。」とつき始めた。麦をつくとき水を入れてつくのは継子が教えたことだと。 ①継子と二十日月‥‥「継子の麦つき」と伝承されている地域はほぼ同じであり、この話のように、麦つきの話と一つの話になって、伝えられることが多い。なお、二十日月の出るは遅い時間だが、十日月の出る時間は早いのを利用した頓智話は、勝連バーマの話である。時計がなかった時代には、月の出の時間に敏感で、それがこの継子話を成立させていると思われる。
全体の記録時間数 1:00
物語の時間数 0:54
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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