猿長者(シマグチ)

概要

年寄りの夫婦がいて、そこに天の神様がたずねてきた。「今日は年の夜だけど、ご飯を食べさせられない。そこの金持ちの家に泊まって下さい」と言ったが、「泊めてくれ」というので泊めた。「釜にいっぱい湯を沸かしなさい」と言われたので、カンカン沸かした。「お金をもらうのと、若くなるのとはどちらがいいか」と聞かれたので、「若くなるほうがいい」と言った。湯を浴びて若くなったので、隣の金持ちが驚いてたずねると、「あなたたちから鍋を借りて湯を浴びると若くなった」と答えた。それで、神様を呼んできて、「私たちも若返らせて下さい」と頼んで、二人が浴びると、犬とか猿になった。それから、「この金持ちの家は立派に掃除して、あなた方が住みなさい」と、年寄りの夫婦に神様が言われたので、そのとおりにした。ところが、猿になった金持ちがしょっちゅう現われるので、神様が降りてきて、「石を焼いておきなさい」と言って、そうすると、猿がその上に腰掛け、猿の尻は焼けて真っ赤になった。

再生時間:4:40

民話詳細DATA

レコード番号 47O220709
CD番号 47O22C032
決定題名 猿長者(シマグチ)
話者がつけた題名 猿長者
話者名 松本マツ
話者名かな まつもとまつ
生年月日 18920212
性別
出身地 沖縄県大宜味村田港
記録日 19830305
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村田港T27A13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 年寄りの夫婦,天の神様,年の夜,金持ち,湯を沸かす,若くなる,犬,猿,石を焼く,猿の尻,真っ赤
梗概(こうがい) 年寄りの夫婦がいて、そこに天の神様がたずねてきた。「今日は年の夜だけど、ご飯を食べさせられない。そこの金持ちの家に泊まって下さい」と言ったが、「泊めてくれ」というので泊めた。「釜にいっぱい湯を沸かしなさい」と言われたので、カンカン沸かした。「お金をもらうのと、若くなるのとはどちらがいいか」と聞かれたので、「若くなるほうがいい」と言った。湯を浴びて若くなったので、隣の金持ちが驚いてたずねると、「あなたたちから鍋を借りて湯を浴びると若くなった」と答えた。それで、神様を呼んできて、「私たちも若返らせて下さい」と頼んで、二人が浴びると、犬とか猿になった。それから、「この金持ちの家は立派に掃除して、あなた方が住みなさい」と、年寄りの夫婦に神様が言われたので、そのとおりにした。ところが、猿になった金持ちがしょっちゅう現われるので、神様が降りてきて、「石を焼いておきなさい」と言って、そうすると、猿がその上に腰掛け、猿の尻は焼けて真っ赤になった。
全体の記録時間数 4:48
物語の時間数 4:40
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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