恥うすい坂(シマグチ)

概要

女が源河の人だったんでしょう。女が源河の人だったさあ。あのヨネ子、私達っと( )がよ、あそこでユタに行ったら。互いになっているわけさあ。あれって、女は源河の人だったわけさあ。男はまた本部の人だったわけさあ。互いに恥被いといったら、私達が思うには互いに源河の人だったのかと考えていたのだがね、物習いに行ったら、もう恥被いのことが出たわけさあ、そこの人からね。「どうして、貴方たちは同じ島の人なんですか」と言ったらね。その恥被いはよー、「何なんですか」と言ったら、男は今帰仁、また女は源河の人だったって。その源河※きんにー※は、もうその女は時間が過ぎているのにいまだに来ないと[男を待っていた]。もう下に行って、そこには恥被い山というのだがね、そこから下りて来て、村のなかを通ったようだね。通ったらまたその男はよ、また今はまだ時間にはないと考えて、道で互いに他の女たちと遊んでいたようだ。遊ぶのを見てその女は。女はまたその男がは見てないわけさあ。女はもうその男が遊ぶのを見てね。そうしてから、「ああもう、どうしようもない」と、生きていてもどうしようもないと思ってね。夫を持つよりはと、もう既に死んで、道で、恥も開いたまま。そうしたら、それから恥被いと、ずっと源河から※ういくぬくてーさ※。源河カンジャーから行く時は、既にもう、あそこに行ったらー、草はない。恥被いのところには草はないと言われていた。※草みくちぇー取(とぅ)っている有いしが。草、草、今(なま)ん草くるはじどー※。もう今は道を造ってあるが。「何で」と言ったらね。私達、源河カンジャーで埋めてあるのかと思ったら、そこって今で草を取らないとあそこに言ったら草はないよと、すぐ遠くから草を持って行ったよ。恥被いといって。そうしたら、昔の事、恥被いといって。その女はいたのに、もうそういうふうになったから、二人でこのように亡くなったって。その女[死んだ]から。

再生時間:3:37

民話詳細DATA

レコード番号 47O220707
CD番号 47O22C032
決定題名 恥うすい坂(シマグチ)
話者がつけた題名 恥うすい坂
話者名 松本マツ
話者名かな まつもとまつ
生年月日 18920212
性別
出身地 沖縄県大宜味村田港
記録日 19830305
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村田港T27A11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 源河の人,恥被い坂
梗概(こうがい) 女が源河の人だったんでしょう。女が源河の人だったさあ。あのヨネ子、私達っと( )がよ、あそこでユタに行ったら。互いになっているわけさあ。あれって、女は源河の人だったわけさあ。男はまた本部の人だったわけさあ。互いに恥被いといったら、私達が思うには互いに源河の人だったのかと考えていたのだがね、物習いに行ったら、もう恥被いのことが出たわけさあ、そこの人からね。「どうして、貴方たちは同じ島の人なんですか」と言ったらね。その恥被いはよー、「何なんですか」と言ったら、男は今帰仁、また女は源河の人だったって。その源河※きんにー※は、もうその女は時間が過ぎているのにいまだに来ないと[男を待っていた]。もう下に行って、そこには恥被い山というのだがね、そこから下りて来て、村のなかを通ったようだね。通ったらまたその男はよ、また今はまだ時間にはないと考えて、道で互いに他の女たちと遊んでいたようだ。遊ぶのを見てその女は。女はまたその男がは見てないわけさあ。女はもうその男が遊ぶのを見てね。そうしてから、「ああもう、どうしようもない」と、生きていてもどうしようもないと思ってね。夫を持つよりはと、もう既に死んで、道で、恥も開いたまま。そうしたら、それから恥被いと、ずっと源河から※ういくぬくてーさ※。源河カンジャーから行く時は、既にもう、あそこに行ったらー、草はない。恥被いのところには草はないと言われていた。※草みくちぇー取(とぅ)っている有いしが。草、草、今(なま)ん草くるはじどー※。もう今は道を造ってあるが。「何で」と言ったらね。私達、源河カンジャーで埋めてあるのかと思ったら、そこって今で草を取らないとあそこに言ったら草はないよと、すぐ遠くから草を持って行ったよ。恥被いといって。そうしたら、昔の事、恥被いといって。その女はいたのに、もうそういうふうになったから、二人でこのように亡くなったって。その女[死んだ]から。
全体の記録時間数 3:43
物語の時間数 3:37
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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