
60歳になったら国からの命令で、子供は親を捨てなければならなかった。ある家で親を捨てる時期がきた。それで、親を負ぶってから奥山に捨てに行った。そしたら、おばあさんは、自分の息子のことを考えて木の枝を折って道に置いていた。そしてとうとう、この山に着いて、親と子は別れようとした。親は、「来る途中、木の枝を折ってあるから、それをつたって帰って、ジール(地炉・囲炉裏)の下に穴を掘って親を隠していた。そうしたある日、王様が国に三つの問題を出した。この三つの問題を分かる者にはどんな褒美でもやるということだったが、誰も分からなかった。それで、この息子は家に帰って、このおばあさんに聞いた。灰縄は縄をなってそれを燃やして、そのまま王様のところへ持って行けと言ったので、そうすると、正解だった。また、もうひとつは、親子の牛をどれが親で、どれが子であるかを見分けなさいという問題だった。このおばあさんは、「親子の牛を並べて草を与えなさい。そして最初に食べたのが子牛だ」と言った、それも正解だった。もうひとつは忘れたが、とにかく三つの問題を解いた。そして、王様のところへ行って、「お金もいりません。出世もいりません」と言って、褒美をくれるなら、自分の親がこの問題を解いたということを話した。それから、年寄りは大切なものだから、100歳になっても200歳になっても一緒に暮らせるようになったという。
| レコード番号 | 47O220651 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C030 |
| 決定題名 | 親捨山 柴折り 難題(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 親捨山 柴折り 難題 |
| 話者名 | 宮城ハツ |
| 話者名かな | みやぎはつ |
| 生年月日 | 19180306 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村屋古 |
| 記録日 | 19830305 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村屋古T25B13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 60歳,国の命令,親を捨てた,奥山,おばあさん,息子,木の枝を折る,ジール(地炉・囲炉裏),親を隠す,王様,三つの問題,褒美,灰縄,親子の牛, |
| 梗概(こうがい) | 60歳になったら国からの命令で、子供は親を捨てなければならなかった。ある家で親を捨てる時期がきた。それで、親を負ぶってから奥山に捨てに行った。そしたら、おばあさんは、自分の息子のことを考えて木の枝を折って道に置いていた。そしてとうとう、この山に着いて、親と子は別れようとした。親は、「来る途中、木の枝を折ってあるから、それをつたって帰って、ジール(地炉・囲炉裏)の下に穴を掘って親を隠していた。そうしたある日、王様が国に三つの問題を出した。この三つの問題を分かる者にはどんな褒美でもやるということだったが、誰も分からなかった。それで、この息子は家に帰って、このおばあさんに聞いた。灰縄は縄をなってそれを燃やして、そのまま王様のところへ持って行けと言ったので、そうすると、正解だった。また、もうひとつは、親子の牛をどれが親で、どれが子であるかを見分けなさいという問題だった。このおばあさんは、「親子の牛を並べて草を与えなさい。そして最初に食べたのが子牛だ」と言った、それも正解だった。もうひとつは忘れたが、とにかく三つの問題を解いた。そして、王様のところへ行って、「お金もいりません。出世もいりません」と言って、褒美をくれるなら、自分の親がこの問題を解いたということを話した。それから、年寄りは大切なものだから、100歳になっても200歳になっても一緒に暮らせるようになったという。 |
| 全体の記録時間数 | 4:35 |
| 物語の時間数 | 4:34 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◯ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |