渡嘉敷ペーク 褒美の片荷(シマグチ混)

概要

渡嘉敷ペークーがもう王府務めを止めて、北谷に隠居していた。もうこの人はまた一風変わった人だったが、大変情深い人であったらしいよ。いつも自分の給料とかそんなものを皆貧しい人達に恵んでやったりする人だったらしいが、あるとき、その貧しい人たちにまた恵んでやらねばと、首里の王府にお願いして、「米を恵んで下さい。」と言って、王府に頼んだらしいよ。すると王様は、「うん、お前の頼みならきいてやろう。」と言って、一俵の米をくれたらしいよ。そうしたら渡嘉敷ペークーは、一俵の米をわざと馬の片一方にだけ積んで馬を転ばせたわけね。そして、「ああ、もうこの一俵だけでは、馬を歩かせることができないので、どうかもう一俵ください。」と言ったので、王様ももう渡嘉敷ペークーのことは分か
っているので、「ああ、こいつとはもう勝負にならない。」と、もう一俵くれて、そうやって両方平均に馬に積んで二俵もらっていったという話。そうやって、みんな、貧しい人に恵んでやったらしい。

再生時間:2:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O220630
CD番号 47O22C029
決定題名 渡嘉敷ペーク 褒美の片荷(シマグチ混)
話者がつけた題名 渡嘉敷ペーク 褒美の片荷
話者名 宮城長栄
話者名かな みやぎちょうえい
生年月日 18940713
性別
出身地 沖縄県大宜味村屋古
記録日 19830305
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村屋古T25A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P214    
キーワード 渡嘉敷ペークー,王府務め,北谷,隠居,情深い,給料,貧しい人達,恵んで,首里,米,王様,一俵,馬,片一方,二俵,
梗概(こうがい) 渡嘉敷ペークーがもう王府務めを止めて、北谷に隠居していた。もうこの人はまた一風変わった人だったが、大変情深い人であったらしいよ。いつも自分の給料とかそんなものを皆貧しい人達に恵んでやったりする人だったらしいが、あるとき、その貧しい人たちにまた恵んでやらねばと、首里の王府にお願いして、「米を恵んで下さい。」と言って、王府に頼んだらしいよ。すると王様は、「うん、お前の頼みならきいてやろう。」と言って、一俵の米をくれたらしいよ。そうしたら渡嘉敷ペークーは、一俵の米をわざと馬の片一方にだけ積んで馬を転ばせたわけね。そして、「ああ、もうこの一俵だけでは、馬を歩かせることができないので、どうかもう一俵ください。」と言ったので、王様ももう渡嘉敷ペークーのことは分か っているので、「ああ、こいつとはもう勝負にならない。」と、もう一俵くれて、そうやって両方平均に馬に積んで二俵もらっていったという話。そうやって、みんな、貧しい人に恵んでやったらしい。
全体の記録時間数 2:17
物語の時間数 2:00
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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