蛇婿入り 苧環型(シマグチ)

概要

三月三日には女はみんな御重を作って子供たちもみんなにあげてから、女たちは必ず貝採りに海に行った。女はみんな海に下りて行ったが、ある女が一人だけ家に残っていたって。そうしたらその女の所に、アカマターが美男子に化けて来て、女は騙されたって。美男子だが、どこに行くのだろうと試したようだね。それで、芭蕉の着物を仕立てるためにウーバーラの芭蕉があるでしょう。それで印をして帰してやった。すると穴に入って行ったんだってよ。穴に入って行ったから、女は自分が騙されたことに気付いた。その穴のあそこでのアカマタ同士の話よ。「子が出来たのだったらこれは三月三日にね、蓬入れて雑炊を作って食べて、アカマターとの子を下ろしたらどうするのか。」という話を、アカマター同士で話していたそうだ。それで世間は物知りなのでフーチバージューシーを作って、差し上げたりするようになった。お供えしたんだよ。また、そこの戸口にも、蓬を括って下げたりもしたよ。そうしたら、アカマターの子が七匹生まれたってよ。それで、三月三日にはフーチバージューシーを作ってそこには下げたりもしたよ。蓬は乾燥させて何か病気になったらそれでヤイトしたり、昔はそのようにした。

再生時間:2:05

民話詳細DATA

レコード番号 47O220618
CD番号 47O22C028
決定題名 蛇婿入り 苧環型(シマグチ)
話者がつけた題名 蛇婿入り 苧環型
話者名 上地マツ
話者名かな うえちまつ
生年月日 19080419
性別
出身地 沖縄県大宜味村大保
記録日 19830305
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村大保T24A26
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12,20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P31    
キーワード 三月三日,女,御重,子供,貝採り,海,ある女,アカマター,美男子に化け,騙された,芭蕉の着物,ウーバーラ,穴に入った,蓬雑炊,物知り,七匹,
梗概(こうがい) 三月三日には女はみんな御重を作って子供たちもみんなにあげてから、女たちは必ず貝採りに海に行った。女はみんな海に下りて行ったが、ある女が一人だけ家に残っていたって。そうしたらその女の所に、アカマターが美男子に化けて来て、女は騙されたって。美男子だが、どこに行くのだろうと試したようだね。それで、芭蕉の着物を仕立てるためにウーバーラの芭蕉があるでしょう。それで印をして帰してやった。すると穴に入って行ったんだってよ。穴に入って行ったから、女は自分が騙されたことに気付いた。その穴のあそこでのアカマタ同士の話よ。「子が出来たのだったらこれは三月三日にね、蓬入れて雑炊を作って食べて、アカマターとの子を下ろしたらどうするのか。」という話を、アカマター同士で話していたそうだ。それで世間は物知りなのでフーチバージューシーを作って、差し上げたりするようになった。お供えしたんだよ。また、そこの戸口にも、蓬を括って下げたりもしたよ。そうしたら、アカマターの子が七匹生まれたってよ。それで、三月三日にはフーチバージューシーを作ってそこには下げたりもしたよ。蓬は乾燥させて何か病気になったらそれでヤイトしたり、昔はそのようにした。
全体の記録時間数 2:12
物語の時間数 2:05
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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