親捨箱(シマグチ)

概要

親が木で箱を造ったそうだ。その子供が、「どうして、お父さんはこの箱を造るのですか」と言ったので、「お婆さんに、食べ物を差し上げる物だよ」と言った。すると、この子供が親の真似をして箱を造ったって。子供も真似して、親に差し上げる物のつもりだったんでしょうね。親が、「お前は、どうしてこんな箱だけ造るのか」と言うと、子供は、「お父さん達が年を取ったら食べ物を差し上げるために造るんだよ」と言った。「はあ、親はこんなにして、食べ物をさしあげてはいけないんだな」と、これから心を改めて、また立派に親にも器に入れてさしあげたそうだ。こうして、子供の心もなおり、それで、「お婆さん達年寄りには、こうして立派にするんだよ」と、これから親子がこの箱を造って食べさせることはないよ。

再生時間:1:38

民話詳細DATA

レコード番号 47O220607
CD番号 47O22C028
決定題名 親捨箱(シマグチ)
話者がつけた題名 親捨山 箱の食事
話者名 崎山ムタル
話者名かな さきやまむたる
生年月日 18931111
性別
出身地 沖縄県大宜味村大保
記録日 19830305
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村大保T24A15
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P155    
キーワード 親,木の箱,お婆さん,食べ物,子供,親の真似,
梗概(こうがい) 親が木で箱を造ったそうだ。その子供が、「どうして、お父さんはこの箱を造るのですか」と言ったので、「お婆さんに、食べ物を差し上げる物だよ」と言った。すると、この子供が親の真似をして箱を造ったって。子供も真似して、親に差し上げる物のつもりだったんでしょうね。親が、「お前は、どうしてこんな箱だけ造るのか」と言うと、子供は、「お父さん達が年を取ったら食べ物を差し上げるために造るんだよ」と言った。「はあ、親はこんなにして、食べ物をさしあげてはいけないんだな」と、これから心を改めて、また立派に親にも器に入れてさしあげたそうだ。こうして、子供の心もなおり、それで、「お婆さん達年寄りには、こうして立派にするんだよ」と、これから親子がこの箱を造って食べさせることはないよ。
全体の記録時間数 1:48
物語の時間数 1:38
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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