
国頭の安田の沖でのことだった。静かな夜だったが、一度漁をした後、天候が曇って雨が少しチラチラした時、火が遠くなったり近くなったりして、その船のすぐ近くまで来た。「これは変な物だ。何かの不足があって現われるのだから」と言って、最初は水、それから自分たちが持って来ている食物をやって、「これだけ呉れるから、そこには現われずに、あなた達は成仏しなさいよ」と声をかけた。それから現れることはなかった。その時は漁の獲物もなく、他の人に聞いても同じように漁の獲物はなかったって。これは二人、三人で見ているから、実際
にあったことだった。
| レコード番号 | 47O220414 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C020 |
| 決定題名 | イカ海の精(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 遺念火の話 |
| 話者名 | 大宜見朝栄 |
| 話者名かな | おおぎみちょうえい |
| 生年月日 | 19141205 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村大兼久 |
| 記録日 | 19830304 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村大兼久T18B02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 30 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 国頭の安田,沖,静かな夜,漁,天候が曇って,雨,火,遠くなったり近くなったり,船,変な物,不足があって現われる,最初は水,食物,呉れる,成仏しなさい,声をかけた,現れなくなった,漁の獲物ない |
| 梗概(こうがい) | 国頭の安田の沖でのことだった。静かな夜だったが、一度漁をした後、天候が曇って雨が少しチラチラした時、火が遠くなったり近くなったりして、その船のすぐ近くまで来た。「これは変な物だ。何かの不足があって現われるのだから」と言って、最初は水、それから自分たちが持って来ている食物をやって、「これだけ呉れるから、そこには現われずに、あなた達は成仏しなさいよ」と声をかけた。それから現れることはなかった。その時は漁の獲物もなく、他の人に聞いても同じように漁の獲物はなかったって。これは二人、三人で見ているから、実際 にあったことだった。 |
| 全体の記録時間数 | 1:57 |
| 物語の時間数 | 1:52 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |