
二人の若者が平南川を渡ろうとしていると、白髪を頭いっぱい生した老人が、顔は念仏(なんぶち)〔癩病人〕のように真赤な顔で、見るからみすぼらしい老人がいた。この老人が、「この川を渡してくれ」と言う。一人の若者は、この老人は癩病患者であるということで渡してはくれなかった。あとの若者はスリヤーという家の者で、その若者がおぶって川を渡してくれた。老人は、神下りしていて神様であった。川を渡してもらってから、老人は、「私は麻疹の神だ」と言われた。そして、「あなたの子孫には麻疹を軽くしてあげましょう」と言われた。それからは、スリヤーの子孫はいつも軽い麻疹で済んだという。私達の村でも麻疹にかかったら、「スリヤーの子孫ですので少しの吹出物で軽く終わらせて下さい」と、三日目にお拝みをするということです。
| レコード番号 | 47O220368 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C018 |
| 決定題名 | 麻疹の神報恩 (シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | はしかの神 |
| 話者名 | 新里カメ |
| 話者名かな | しんざとかめ |
| 生年月日 | 18971212 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村根路銘 |
| 記録日 | 19830304 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村根路銘T16A25 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P168 |
| キーワード | 二人の若者,平南川,渡ろうとしている,白髪の老人,顔,念仏(なんぶち)〔癩病人〕,みすぼらしい老人,川を渡してくれ,癩病患者,スリヤーという家の者,おぶって川を渡す,神様,麻疹の神,子孫,麻疹を軽く,スリヤーの子孫,吹出物,三日目にお拝み |
| 梗概(こうがい) | 二人の若者が平南川を渡ろうとしていると、白髪を頭いっぱい生した老人が、顔は念仏(なんぶち)〔癩病人〕のように真赤な顔で、見るからみすぼらしい老人がいた。この老人が、「この川を渡してくれ」と言う。一人の若者は、この老人は癩病患者であるということで渡してはくれなかった。あとの若者はスリヤーという家の者で、その若者がおぶって川を渡してくれた。老人は、神下りしていて神様であった。川を渡してもらってから、老人は、「私は麻疹の神だ」と言われた。そして、「あなたの子孫には麻疹を軽くしてあげましょう」と言われた。それからは、スリヤーの子孫はいつも軽い麻疹で済んだという。私達の村でも麻疹にかかったら、「スリヤーの子孫ですので少しの吹出物で軽く終わらせて下さい」と、三日目にお拝みをするということです。 |
| 全体の記録時間数 | 1:27 |
| 物語の時間数 | 1:22 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |