
モーイ親方は、夜中もう皆が寝静まってから勉強しよったって。それで、蛍が飛んでいたでしょう。あれをたくさん取ってきて、芋を練って、その中に蛍をたくさん入れたら、とっても明かりが強いわけね。それで勉強しよったって。夜は勉強して、それでもう、頭は知恵でいっぱいだったって。王様が、「これはもうとっても知恵者だから、これに娘をあげる」と言ったら、王様の娘をもらうから、とっても有頂天になっていたって。ある日、これがあんまりもう昼、遊んでいるもんだから、「もう、あんたに娘をあげることはできない」と言って、王様が駕籠に乗って、これを断りに来て、帰ったって。帰るときに、門のところの石段の上に登っていて、カキジャー〔かぎ針〕作って、これでこの駕籠をかけて引っ張ったって。で、引っ張っているから歩けないでしょう。「何か、お前、馬鹿者め。何でこんなことする」と言ったら、「かけた
縁が外れるか」と、言ったから、王様はもう降参して、娘をあげたという話。
| レコード番号 | 47O220291 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C014 |
| 決定題名 | モーイ親方 勉強 嫁釣り(シマグチ混) |
| 話者がつけた題名 | モーイ親方 勉強 嫁釣り |
| 話者名 | 金城千代 |
| 話者名かな | きんじょうちよ |
| 生年月日 | 19101205 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県今帰仁村仲尾次 |
| 記録日 | 19830303 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄県口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村喜如嘉13B04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | おじいさん、おばあさんから |
| 文字化資料 | 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P195 |
| キーワード | モーイ親方,夜中,勉強,蛍,芋,知恵,王様,知恵者,娘をあげる,有頂天,遊んでいる,駕籠,断り,門,石段の上,カキジャー,縁,降参 |
| 梗概(こうがい) | モーイ親方は、夜中もう皆が寝静まってから勉強しよったって。それで、蛍が飛んでいたでしょう。あれをたくさん取ってきて、芋を練って、その中に蛍をたくさん入れたら、とっても明かりが強いわけね。それで勉強しよったって。夜は勉強して、それでもう、頭は知恵でいっぱいだったって。王様が、「これはもうとっても知恵者だから、これに娘をあげる」と言ったら、王様の娘をもらうから、とっても有頂天になっていたって。ある日、これがあんまりもう昼、遊んでいるもんだから、「もう、あんたに娘をあげることはできない」と言って、王様が駕籠に乗って、これを断りに来て、帰ったって。帰るときに、門のところの石段の上に登っていて、カキジャー〔かぎ針〕作って、これでこの駕籠をかけて引っ張ったって。で、引っ張っているから歩けないでしょう。「何か、お前、馬鹿者め。何でこんなことする」と言ったら、「かけた 縁が外れるか」と、言ったから、王様はもう降参して、娘をあげたという話。 |
| 全体の記録時間数 | 2:29 |
| 物語の時間数 | 2:20 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |