
昔、喜如嘉に女の親と娘の親がいた。母親が病気になった。薬を買うお金もないので、しいの実を拾ってきて売り、その金で薬を買った。ある日、しいの実を拾いに行ったまま、その娘は何日たっても帰って来なかった。部落中の人で捜しても全然見つからなかった。何か年か後、ヤマクサー(木を作って出す人)が山の中で女の人の美しい歌声を聞いた。どこを見ても人はいない。歩いて行くと、後から声がする。立ち止まってみたら木にガイコツになった頭だけがひっかかって、このガイコツが歌を歌っていたのだ。そして、そのガイコツは消息を絶っていた娘だったのだ。その歌は、「東風吹かば 御頭痛むん 三日水欲さや 飲みんならん(東風が吹いたら 頭が痛い 死水を飲みたいが 飲むことができない)」
| レコード番号 | 47O220240 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C011 |
| 決定題名 | 歌い骸骨(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 歌い骸骨 |
| 話者名 | 野里清子 |
| 話者名かな | のさときよこ |
| 生年月日 | 19041211 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村謝名城 |
| 記録日 | 19830303 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄県口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村謝名城T10B04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 昔の人から聞いた |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 喜如嘉,女の親,娘の親,母親が病気,薬,買うお金もない,しいの実拾い,帰って来ない,部落中の人,捜す,見つからない,ヤマクサー(木を作って出す人),山の中,女の人,美しい歌声,聞く,木にガイコツになった頭,ガイコツが歌っていた,東風吹かば,頭痛む,三日水, |
| 梗概(こうがい) | 昔、喜如嘉に女の親と娘の親がいた。母親が病気になった。薬を買うお金もないので、しいの実を拾ってきて売り、その金で薬を買った。ある日、しいの実を拾いに行ったまま、その娘は何日たっても帰って来なかった。部落中の人で捜しても全然見つからなかった。何か年か後、ヤマクサー(木を作って出す人)が山の中で女の人の美しい歌声を聞いた。どこを見ても人はいない。歩いて行くと、後から声がする。立ち止まってみたら木にガイコツになった頭だけがひっかかって、このガイコツが歌を歌っていたのだ。そして、そのガイコツは消息を絶っていた娘だったのだ。その歌は、「東風吹かば 御頭痛むん 三日水欲さや 飲みんならん(東風が吹いたら 頭が痛い 死水を飲みたいが 飲むことができない)」 |
| 全体の記録時間数 | 3:19 |
| 物語の時間数 | 3:15 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |