
継親が継子をいじめて、自分の子どもにはいつもいい食べ物をあげ、継子にいつもおいしくないものを与えていた。またいつも、山の田んぼに歩かせていた。お昼にはいつも芋を持たせていたが、ある日、継親は、この継子を殺さなければならないと、ジューシーの中に毒を入れて弁当にして持たせた。この継子は、いつもお昼になると芋を食べ、その食べ残しを鳥にあげていた。その日、弁当をあけてみると、ジューシーだったので不思議に思って、「これは試しに鳥に食べさせてみよう」といって、鳥にあげると、鳥は飛び上がったり落ちてきたりしたので、これはまちがいない毒が入っている」と思った。そうしているうちに、鳥が田んぼのうき草(プー草)を食べて元気になって飛んでいったので、継子はこれは毒返しの草だなとわかった。継子は、この毒の入った弁当をまた鳥が食べてはいけないからといって、土に埋めて家に帰った。継母は継子が元気である姿を見て、これは毒ではないといって、実の子にも食べさせた。すると、痛そうにバタバタしたので、継子はそれを見て田んぼに行って、烏の食べたうき草をとってこようといって、うき草を取ってきて食べさせた。それで、実の子は元気になった。それから継子でも大切にしなければならないということだった。
| レコード番号 | 47O220236 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C011 |
| 決定題名 | 烏と弁当(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 継親と継子の話 |
| 話者名 | 平良真次郎 |
| 話者名かな | たいらしんじろう |
| 生年月日 | 18980420 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村根謝銘 |
| 記録日 | 19830303 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄県口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村謝名城T10A13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 継親,継子,いじめて,自分の子,いい食べ物,山の田んぼ,お昼,芋,ジューシーの中に毒,弁当,食べ残し,鳥,不思議に思う,田んぼのうき草(プー草),元気,飛んでいった,毒返しの草,土に埋め,実の子, |
| 梗概(こうがい) | 継親が継子をいじめて、自分の子どもにはいつもいい食べ物をあげ、継子にいつもおいしくないものを与えていた。またいつも、山の田んぼに歩かせていた。お昼にはいつも芋を持たせていたが、ある日、継親は、この継子を殺さなければならないと、ジューシーの中に毒を入れて弁当にして持たせた。この継子は、いつもお昼になると芋を食べ、その食べ残しを鳥にあげていた。その日、弁当をあけてみると、ジューシーだったので不思議に思って、「これは試しに鳥に食べさせてみよう」といって、鳥にあげると、鳥は飛び上がったり落ちてきたりしたので、これはまちがいない毒が入っている」と思った。そうしているうちに、鳥が田んぼのうき草(プー草)を食べて元気になって飛んでいったので、継子はこれは毒返しの草だなとわかった。継子は、この毒の入った弁当をまた鳥が食べてはいけないからといって、土に埋めて家に帰った。継母は継子が元気である姿を見て、これは毒ではないといって、実の子にも食べさせた。すると、痛そうにバタバタしたので、継子はそれを見て田んぼに行って、烏の食べたうき草をとってこようといって、うき草を取ってきて食べさせた。それで、実の子は元気になった。それから継子でも大切にしなければならないということだった。 |
| 全体の記録時間数 | 5:00 |
| 物語の時間数 | 4:54 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |