
クンジャンカケタと鳴く鳥がいる。その由来は、王様が唐旅に行って帰ってくるときに暴風にあってしまった。御城では、「もう大変なことになってしまった」といって、みんな集まって大騒ぎして心配していた。そこへ、珍しい鳴き声をした鳥が、「クンジャンカキタ、クンジャンカキタ」といって、縁側に降りてきた鳴いた。そして飛び立っていった。集まっていた人たちは珍しがって、「こんなにして鳴く鳥ははじめてだ。クンジャンカキタ、クンジャンカキタといっているが、もしかしたら船は国頭に着いているのかもしれない」と言っているうちに、この船は国頭に着いていた。船に乗っていた王様は、「御城で心配すると大変だから、おまえたち、夜昼ずっと走っていって伝えてくれ」と言って、使いをだした。そして、集まって心配している人たちのところへ、その使いの人たちがきて、「なんとか国頭に着くことができました」と言ったので、そこにいた人たちは、「あの鳥は『国頭に着きましたよ』といっての知らせにきていたんだね」といった。それが国頭カケタカの始まりだよ。
| レコード番号 | 47O220234 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C011 |
| 決定題名 | 国頭カケタカの名の由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 国頭カケタカの名の由来 |
| 話者名 | 平良真次郎 |
| 話者名かな | たいらしんじろう |
| 生年月日 | 18980420 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村根謝銘 |
| 記録日 | 19830303 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄県口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村謝名城T10A11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | クンジャンカケタ,鳴く鳥,由来,王様,唐旅,帰るとき,暴風にあう,御城,みんな集まって,心配,珍しい鳴き声,縁側,飛び立った,クンジャンカキタ,船,国頭,着いた,使い,夜昼走る,知らせ,国頭カケタカ, |
| 梗概(こうがい) | クンジャンカケタと鳴く鳥がいる。その由来は、王様が唐旅に行って帰ってくるときに暴風にあってしまった。御城では、「もう大変なことになってしまった」といって、みんな集まって大騒ぎして心配していた。そこへ、珍しい鳴き声をした鳥が、「クンジャンカキタ、クンジャンカキタ」といって、縁側に降りてきた鳴いた。そして飛び立っていった。集まっていた人たちは珍しがって、「こんなにして鳴く鳥ははじめてだ。クンジャンカキタ、クンジャンカキタといっているが、もしかしたら船は国頭に着いているのかもしれない」と言っているうちに、この船は国頭に着いていた。船に乗っていた王様は、「御城で心配すると大変だから、おまえたち、夜昼ずっと走っていって伝えてくれ」と言って、使いをだした。そして、集まって心配している人たちのところへ、その使いの人たちがきて、「なんとか国頭に着くことができました」と言ったので、そこにいた人たちは、「あの鳥は『国頭に着きましたよ』といっての知らせにきていたんだね」といった。それが国頭カケタカの始まりだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 4:02 |
| 物語の時間数 | 3:55 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |