
昔、沖縄の人が大和の人からお金を借りて、何月何日までと期限を決めていたようだが、その期限になってもお金を返すことができず、「今はないので待ってください」と、四、五回お願いしたようだ。「最後の期限までには、ぜひ納めますので待ってください」とお願いをした。そして、沖縄の人はお金を準備して待っていた。大和の侍は薩摩から沖縄務めをしていたのだが、国に帰ると妻は男と寝ていた。それで、腹を立てて「俺がいない時にこうして男と寝ているのか」と刃を抜いて切ろうとするときに沖縄の人が言った「意地が出たら手を引け、手が出たら意地を引け」という言葉を思い出し、よく見ると、自分の母親が嫁を守るために男装をしていた。約束の期日がきて、お金を借りた沖縄の人はお金を準備して待っていた。薩摩の侍は、「意地が出たら手を引け、手が出たら意地を引けという、お前の言葉のおかげで自分の母親の命を救うことができた」と言って、お金を受け取らず、「取れ」「取らぬ」と二人で押し問答をして、あとはそのお金を白銀堂に埋めた。
| レコード番号 | 47O220219 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C010 |
| 決定題名 | 白銀堂由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 白銀堂由来 |
| 話者名 | 山城光次郎 |
| 話者名かな | やましろこうじろう |
| 生年月日 | 18921122 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村田嘉里 |
| 記録日 | 19830303 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄県口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村田嘉里T09A16 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | むかし |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 沖縄の人,大和の人,お金を借りる,期限,お金を返せない,待ってくれ,四、五回,お願いした,お金を準備,侍,薩摩,沖縄務め,国に帰る,妻,男,寝ていた,腹を立て,刃を抜いて切ろうとする,意地,手を引け,手が出た,意地を引け,言葉,思い出す,母親,嫁を守る,男装,約束,期日,お金を準備,待つ,薩摩の侍,言葉のおかげ,母親の命,救う,金を受け取れ,取らぬ,押し問答,白銀堂,埋めた |
| 梗概(こうがい) | 昔、沖縄の人が大和の人からお金を借りて、何月何日までと期限を決めていたようだが、その期限になってもお金を返すことができず、「今はないので待ってください」と、四、五回お願いしたようだ。「最後の期限までには、ぜひ納めますので待ってください」とお願いをした。そして、沖縄の人はお金を準備して待っていた。大和の侍は薩摩から沖縄務めをしていたのだが、国に帰ると妻は男と寝ていた。それで、腹を立てて「俺がいない時にこうして男と寝ているのか」と刃を抜いて切ろうとするときに沖縄の人が言った「意地が出たら手を引け、手が出たら意地を引け」という言葉を思い出し、よく見ると、自分の母親が嫁を守るために男装をしていた。約束の期日がきて、お金を借りた沖縄の人はお金を準備して待っていた。薩摩の侍は、「意地が出たら手を引け、手が出たら意地を引けという、お前の言葉のおかげで自分の母親の命を救うことができた」と言って、お金を受け取らず、「取れ」「取らぬ」と二人で押し問答をして、あとはそのお金を白銀堂に埋めた。 |
| 全体の記録時間数 | 4:57 |
| 物語の時間数 | 4:50 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |